見出し画像

9月8日 kintone導入に際しての道標

9月8日ですね。

お客様へのシステムリリースの時期が近づいていて、一昨日の夜から大阪に来ています。

昨日、お客さんの下に八時間ほど詰めていました。


そして、現場のオペレーターさんたちから、とある実装についてこれじゃ運用できないとおっしゃる場面に遭遇してしまいました。


システムを導入すると、昔はこういう光景が日常茶飯事でした。だからこそ、フェーズに分け、最後にユーザー受け入れテストという名前のフェーズも設けられていたのです。


今回のこの件もコミュニケーション不足だと思います。私が相対していた方とはかなり頻繁にやり取りしていたのですが、現場の方たちとは遠方ということもあって、私はほぼ没交渉でした。また、私が相対している方も、普段のオフィスと現場が離れていることとリモートワークの影響もあって、関係者全員に実装の意図や制約が伝わっていなかったようです。


kintoneを取り扱うと、現場ファーストの思想をより一層考え、広める必要があります。
私もまず、新たな案件に関わる際は、現場の方と話させてほしいとお願いします。現場の統括の方や経営者とだけ話していると思わぬ落とし穴に落ち込みます。


しかも、現場の方と話させてほしいとこちらからお願いしても、お客様側が仕様決めの混乱を防ぐために、あえて現場の方を出さない場合もあります。ここが難しいところです。

私も進め方をいまだに間違うことがあります。その度に反省し、改善しながら同じ轍を踏まないように気を付けています。

こうした導入提案にあたってはステップとプロセスで考え、その思考法に沿って進めるとよいです。これはシステムを導入する弊社のような会社だけでなく、お客様にもお勧めしておくとより円滑に導入が進みます。

kintoneの場合、kintone SIGNPOSTという思考フレームワークがすでに提供されています。

これ、私が普段、仕事を進める上で考えていたことが図示されています。しかもステップ化までしてくれています。私も初めて見た時にとても馴染みやすく、強力な武器を得た気持になりました。


ぜひ読んでみることをお勧めします。何度も繰り返しながら。
https://kintone.cybozu.co.jp/kintone-signpost/

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。