１０月２７日　社会も政治も経営も変化

１０月２７日ですね。

先日イギリスの首相が短期間で辞任し、後任にリシ・スナク氏が就任されたそうです。

イギリスといえば近代政治史の上で長い間リーダーであり続けました。
が、この数年間でかなりの人数の首相が交代しました。
イギリスもEU離脱など積み重なる課題に揺れているようです。

リズ・トラス首相は女性で、リシ・スナク氏はインドにルーツを持っています。両者ともアングロサクソンの男性ではありません。
もう、古い体制のままでは事態を打開できないという危機感の表れなのでしょう。歓迎すべき変化だと思います。
アングロサクソンの男性も含めて、全ての人種、性別による考えを反映しないと、今の複雑な社会を統治することは難しいはずです。

経営も同じです。
人手が足りず、日本人だけでは仕事が回らなくなりつつあります。
と言って、海外から安い労働力を期待しようにも、日本を襲う円安や、日本の国力の低下といった問題があります。以前のように困った時の海外研修生頼みといった逃げ道すら失われつつあります。
もう、昭和どころか、平成の価値観で経営することすらリスクになってきています。

私も自分の考えが日々古くなっていることを肝に銘じ、常に新たな考えを取り入れるように努力しているつもりです。
が、実際は少しずつ頭も硬くなっているでしょうし、自分が思っている以上に過去の成功体験に縛られているのかもしれません。
これはまずい事態です。

昨年の頭に求人に踏み切ってから、うちのメンバーには経営者のつもりで考えるように、といっています。これからは今以上にそういう考えが必要です。
もちろん私も皆さんからの献策を取り入れられるよう、常にアップデートと頭の柔軟性は保っておかなければ。