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9月25日 店舗に学ぶ疲弊しない運用

9月25日ですね。

昨日甲府に行った帰り、20号線のロードサイドにあるかつ玄というお店に行ってきました。

広めの店内には、ひっきりなしにお客様が出入りし、席も埋まっていました。

料理もとても美味しく、キャベツはおかわりし放題。よくあるとんかつの店ですが、支持されるだけの事はあると思いました。

特に好きなだけキャベツがおかわりできると言うのは、嬉しいことです。


このお店のように払った金額以上のサービスを提供し、お客様に満足してもらうことは、商売の基本だと思いました。

私も個人でやっていた頃は、このことを肝に銘じ、必ず払っていただいた金額以上のことをしていたように思います。

多分、その積み重ねが今の弊社になっていると思います。


ただし、それは私が個人でできた範囲です。

今の弊社に当てはめると、いただいた金額以上のサービスを提供するやり方は、想像以上に難しいと感じています。

サービス以上のことをするためには、サービスそのものがきちんと決まっていないと、私はともかくメンバーにとっては納得できない。それを思い知っています。


弊社を飲食業に例えると、ジャンルはkintone料理と銘打っているものの、来た方に対して要望をその場で聞き、カスタムメイドで料理を出すやり方です。

つまり、決まったやり方が取りようがありません。

やるべきサービスの範囲と基準が明確になっていないため、メンバーによっては過剰サービスと感じ、モチベーションの低下を招いてしまいます。

これが弊社の今の状況だと思います。


いただいた価格以上のサービスを行う考えを代表だけでなく、全社に行き渡らせるためには、経営理念や企業理念やビジョン・ミッション・バリューが必要です。

そうした理念を行き渡らせるのは、容易なことでは難しいでしょう。


であれば、料理の前に話を詰めて出すべきサービスの範囲を決めるのは大前提として、ファストフードやチェーン店のようにマニュアルを整備し、サービス内容を決めるやり方も取り入れていかなければ疲弊してしまいます。

町の定食屋の店主のようなスキルが全員にあれば良いのですが、そうもいきません。


世にあるチェーン展開をしたお店の多くがうまくいかないのもそれが原因でしょう。オーナーシェフのやり方が各店で適用できると思ったら大間違い。

今の弊社はそういう症状に陥っています。


熟練の料理人がお客様の要望を聞きながら調理し、高いお金をとって品格と品質を維持するやり方もあるでしょう。

ですが、kintoneと言う素材を選んでしまった時点でそのやり方はそぐわないはずです。

チェーン店と下に見る事は簡単ですが、今のチェーン店のメジャーな店舗たちは今の規模になるまでにとても大変な努力があったんだろうなぁと思っています。

弊社独自のやり方で、かつ、メンバーが疲弊しない方法を早く確立しなければ。

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Yoshikazu Nagai(長井 祥和)
ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。