10月28日 Twitterはどこに向かうのか
10月28日ですね。
イーロン・マスク氏がTwitter社を買収したそうですね。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/twitter-musk_jp_635b3393e4b0cf522df6ee9a
ここにその一部始終が載っています。
この中でマスク氏が言っている、SNSの参加者を野放しにせず、健全な場所にしたいと言う目標。マスク氏はこの目標が失敗するかもしれない可能性も率直におっしゃっています。
今や人々は発言する権利を得てしまいました。
そうした人々の思想を完全に押さえつけることや、一つの枠にはめる事は民主主義の根幹とは反する行為です。
それを前提とすると、思っていることが言えない状況を人々はどれだけ我慢できるのでしょうか。
思っているけどあえて口に出さない賢明な考えの人もいれば、それがどうしても我慢できない人もいます。
仮に思っていることが極右・極左思想であっても、我慢できない人はなおさら言いたくなってしまう。それが人のサガだと思ってます。
ごく狭い範囲の付き合いであれば、変なこと言っている人の周りからは人は離れて行きます。そして自然とその人は弾かれていきます。
ですが、SNSは弾かれた人であっても発言することができます。
その統制をTwitterではどうやってやるのか。おそらく人工知能の力を使うのでしょう。が、かなり困難な目標だと思います。
どちらにしても、Twitterはこれで変わっていくでしょう。世界の中でもわが国はTwitterの利用率が多い国として知られています。その匿名の割合も。
https://www.digima-japan.com/knowhow/world/15722.php
私がそれまで消極的だったTwitterを使い始めたのは、kintoneに関わってからです。
DevRel Conference で世界から集まってこられたエバンジェリストやアドボケイターの全員が自分のプロフィール欄にTwitterしか出していなかったことも理由です。
一方で実名を旨とするFacebookは、わが国では相変わらず低調のようです。特に若者において。
Twitterの改革によっては、わが国でもFacebookのシェアが再び伸びる可能性もあります。
どちらになろうとも、もはやSNSを使わない発信はあり得ません。
その特性をよく見極め、今後の展開もきちんと考えた上で、発信にどう使うのかを検討したほうがよさそうです。
ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。