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5月22日 退職代行はありだと思います。多様性を重んじる時代ですから。

5月22日ですね。

今、退職代行の会社が盛んです。
そして、退職代行サービスについて、あれこれという方もいます。
自分で辞めることさえできないヤツはうんぬん、とか。

こういうコメントを発するコメンテイターは、勝ち残れた人です。そういう方は辞める時も自分の力で辞めを勝ち取れるでしょう。
ただ、一般の方はそんなスキルや意志の強さがありません。だからこそ、退職代行を雇うのです。

私は退職代行はありだと思います。


かつて、私もブラック企業にいた時、クビにされていなかったら、自分の力で辞められたかどうか。圧力鍋で煮込まれるような事務所の中で、辞めさせられなかったら、多分心を病んでいたでしょう。
当時、退職代行があれば頼んでいたかも。


結局、人の心の閾値は、人それぞれで違います。誠実にホワイト企業が対応しようとしても、その人の閾値が著しく低いとストレスとして受け止めてしまいます。
そして、すぐに辞めてしまうことも起こり得ます。


三日、三週間、三年という話もあります。
その期間を乗り切ったら、次のステップも耐えられるし、スキル、能力、心の練度が上昇するという話です。
その説は、私自身、経験者として有効だと感じています。

三ヶ月でクビになったブラック企業での生活も、あれはあれで私の人生の経験として得難いものだったと思っています。
起業に至る今までを振り返っても、さまざまな試練を乗り越えてきたから今があるのも確かです。
が、それはあくまで自分自身の経験に照らし合わせた結果論だけでしかありません。
それを別の方に真理として強いるのは違うと思います。


昨日もフリースクールについての本を読みました。そこにも、通常の学校に行けない人が通うフリースクールについての偏見が根強いといった意味のことが書かれていました。

かつてのように学校の中で画一的な教育を受け、子どもたちの関係の中で生き方を学ぶからこそ人は成長できる。そんな考えはもう通用しなくなっています。
そもそも、かつてと今では社会生活を営むための選択肢も情報量も格段に増えています。昭和の考えはもはや通用しません。


学校や会社生活に耐えられる子とそうでない子の閾値は児童や大人でそれぞれ。
それを一律で括ろうとするとモームリとなるわけです。

多様性を認める、とはそういうことだと思います。

もちろん、弊社も簡単に辞められることのないよう、事前に面談を通した評価を行う体制構築は急務です。
社内体制をきっちりとし、研修体制も整備しなければなりません。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。