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3月14日 管理体制の強化か、スピードの重視か。

3月14日ですね。

なるべく管理統制はせず経営するのが理想です。
ただし、それには自立と自律が必要です。
言われたことだけ仕事をやるのではなく、先回りしてやる。
しかもこちらの工数が超過しないように最小限の労力でできる方法を考える。

管理統制は人が増えればふえる度に、複雑になります。そして管理コストが増えます。


管理コストは工数や費用に跳ね返ります。何よりも管理統制の手間が挟まることで、お客様への価値提供までの待ち時間が増えます。
ここを統制せず、管理しない。信用、あるいは信頼して任せる。

弊社の価値は、いろんな方の話を聞いてみると、やはりスピードにあるようです。ところがこのスピードは管理統制をしない事に依存しています。


これがどうも機能していない事象が起きてしまいました。

一つには、定例会議のあり方の問題もあります。そもそものスキルアップが必要だったり、作業手順にも問題があるかもしれません。

ここで管理統制に頼った運営に変えてしまうと、弊社の良さが失われます。

海外はこの管理統制を極力減らし、実装スピードを上げることで価値を生み出してきました。

有名な話として、Facebookの草創期などは、テストもせずにいきなり実装していました。
実装に回し、不具合が出れば迅速に修正すると言う考えのもとです。


わが国のIT赤字は巨額に達し、海外のサービスに頼る構造に陥ってしまいました。

海外製のシステムやツールの機能追加の速度が日本と段違いであるため、わが国のIT企業が市場にサービスを出す頃には、海外は数段先のサービスを世に問うている。その繰り返しが今のIT赤字になっているのでしょう。
そこにはおそらく、管理統制の差もあるのではないかと思います。


今回の事態は、弊社の価値を根本から毀損しかねないと危惧を抱いています。
管理統制を強化するしかないのか。それともスピードで価値を提供する会社であり続けるのか。

伴走開発はスピードの価値を維持したまま、管理統制をそれほど必要としません。そこに軸足を移すことは以前から考えていました。
が、このやり方でどこまでできるのか。伴走にしたところで、私のリソース頼りになってしまうことは避けなければなりません。

どうすれば会社の継続が可能で、かつ運営できるのか。その体制や運営手法はどう言う形が望ましいのか。

ここは真摯に考えたいと思います。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。