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6月7日 給与の意味を教わりました。

6月7日ですね。

昨日の昼間、打ち合わせの合間に家族と次女の彼氏の5人で食事に行きました。


5人分の金額はランチにしては結構嵩みましたが、長女が初任給から全額出してくれました。

思わぬ配慮に驚くとともに、とてもうれしかったです。


ご馳走してもらう段になるまで、先日振り込んだ給与が長女にとっての初任給だったことが、私の頭からすっかり抜けていました。

そもそも給与を振り込む作業は、経理担当である長女が担当しています。
自分で振り込んだものを自分で使う。
それだけならば、なんの変哲もない作業です。


でも、それでも、長女にとっては初めての給与で親にご馳走するのはかけがえのない経験だったのでしょう。ありがとう。


そう言えば、先日のkintone Café 山梨でも一人のメンバーが現地参加をキャンセルしました。アーカイブ視聴に切り替えた理由も、初給与でご家族にプレゼントしたいとの理由でした。


この二つのエピソードから思ったことは、給与を渡すことについての経営者の自覚と責任です。


私は若い頃、親に多くの心配をかけておきながら、初給与をどうしたのか全く覚えていません。


初給与をいただいた後も、さまざまな会社から数えきれない回数のお金をいただいてきました。
そして、ここ数年は、給与とは営業活動によってお客様からいただく額であり、役員報酬として自身に振り込む額のことはあまり考えたことはありません。

ですが、給与をもらうと営みには、単なる金の受け渡し以外の意味があることを教えられました。


給与を渡すとは、その人に何かの作業を託すだけの価値を認めたからお金を渡します。つまり信頼と期待の証しです。


日々の作業。その中には、今までの努力と勉学が含まれています。

作業について真剣な注意を払い、真面目にコツコツとやり遂げた結果が給与となるのです。


私も襟を正さなければ。
給与を払う身としても。
お客様から売上という信頼と期待をいただく身としても。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。