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8月30日 値決めこそが経営を痛感し

8月30日ですね。

昨日もお客様のところにいき、kintoneの説明をしてきました。

その時に言われたのが、プラグインはきちんとしたものを入れてほしいというご意見でした。
無料ではなく、有料のものを。有料のものでも、少しでも信頼できる運営元のプラグインを。

聞くと、以前ワードプレスのプラグインで苦労されたからだとか。
ワードプレスのプラグインは法人ではなく、一部の個人や有志の開発者によるものが多い事は私たちも知るとおりです。

ところが、ガイドラインやポリシーが明確な組織の場合、そうしたプラグインを導入することは許されません。上に挙げたお客様もまさにそう。許可がおりません。

事業継続への信頼。
私が個人事業主から法人になって感じたのもまさにそれでした。信頼によって、個人では受けられない企業からの仕事を請けられるようになります。
そして、安さは必ずしも信頼や評価につながらないことも学びました。

かつて、私も安すぎるからという理由でお客様から受注を断られかけた経験があります。

私の失敗は、導入側の論理や感性をもったまま、経営を学ばずに独立したことです。それによって安い金額での提供をおこなってしまっていたことでした。

一人の時はそれでも良いのです。

私の場合、なまじなんでも一人でできてしまったことによって、人に頼んだりせずに自分でやってしまう癖が抜けずにいました。それによって、過ちに気づかずにいました。
安さこそが支持の理由という壮大な勘違いに。

ところが、年齢を重ね、無理が利かなくなってきました。そして人を雇いました。途端に安いがゆえの問題が生じました。

今までのやり方を見直さねばならない。
今までの単価のままではもたない。

幸いなことに、弊社には単なるシステム開発会社だけでないブランドを持っています。つまりkintoneや私という。
このブランドが有効なうちに単価を上げなければ持ちません。

この数ヶ月、何回も単価を上げています。
多分まだ上げると思います。

先日も関西に行って色々と経営を語りました。
その時も値決めこそが経営という言葉があらためて出てきました。
まさにそうです。
私も自らの未熟さを反省し、前を向きます。

ただし、いうまでもなく、単価を上げるにはスピードと品質が伴ってこそ、という大前提がいりますが。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。