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コロコロの歴史をマンガで知る!コロコロ創刊伝説!5巻までの紹介
「つるピカハゲ丸」の作者、のむらしんぼ先生による渾身の一作「コロコロ創刊伝説」。
子どものころ、「コロコロ」を読んで育った私としては、親しみのある絵柄で「コロコロの歴史」が語られているのはとても嬉しいです。
私たちは雑誌や単行本に掲載される作品を知ることはありますが、漫画がどのように作られているのかを知ることは少ないです。
漫画家の喜びと苦しみ、編集に携わる人たちの熱い思い。
知らない世界を知るというのは、とてもワクワクするものです。
「事実は小説より奇なり」ということわざがあるように、実際のできごとを基にした話というのは現実味や説得力があります。
ぜひ「コロコロ創刊伝説」で、のむらしんぼ先生と一緒にコロコロの長い歴史を旅してみましょう。
「コロコロ創刊伝説」第1巻 -伝説のはじまり-
「コロコロ創刊伝説(1)」の表紙は、コロコロおなじみのキャラクター「コロドラゴン」が堂々と ↓
以下は、Amazonの作品紹介欄より引用。
『とどろけ!一番』『つるピカハゲ丸』の作者・のむらしんぼが、すべてを賭けて描く「コロコロ」を創った漫画家と編集者の真実の物語。大人のコロコロ「コロコロアニキ」で連載開始以来、テレビや雑誌、SNSなど各所で話題となっている『コロコロ創刊伝説』が、ついにコミックスになりました。
小学生男子のバイブルとして、現在でも発行部数100万部を誇る「月刊コロコロコミック」はいかにして創られていったのかを、創刊当時から現在まで、約40年もコロコロで描き続けている作者が漫画化しています。
『ゲームセンターあらし』誕生の秘密や、藤子・F・不二雄先生との心温まるエピソードなど、かつてのコロコロ読者なら必読の裏話が満載! 離婚や借金など現在の私生活のピンチについてのリアルな描写も、もう一つの見どころとなっていて、まさに人生を賭けた一冊となっています。
収録内容:「『ゲームセンターあらし』誕生伝説」「『とどろけ!一番』誕生伝説」ほか
【編集担当からのおすすめ情報】
のむらしんぼ先生の人生は、この本の売れ行きにかかっています。全ての元・コロコロ読者、全てのマンガファン、全ての人類のみなさん、絶対に面白いから買ってください! 離婚や借金なんのその! このコミックスで、つかむぜ! ベストセラーの一番星!
編集担当からのおすすめ情報・・・のむらしんぼ先生の人生がこの本の売れ行きにかかっています・・・😲なんだか心配になるおすすめ情報です💦
記念すべき第1巻は、
のむらしんぼ先生の今
「コロコロ創刊伝説」を描くに至るまで
漫画人生のスタート
初連載と藤本弘(藤子・F・不二雄)先生
師匠の弘兼憲史先生との思い出
「ゲームセンターあらし」「とどろけ!一番」が誕生するまでの「誕生伝説」
などが掲載されています。
「コロコロ創刊伝説」は本当に面白い。
長年漫画家としての実績がある、のむらしんぼ先生。話の惹きつけ方やテンポの良さ、コロコロという雑誌やほかの漫画家の方のイメージを崩さないように画風を調和させる技術力などがとても素晴らしく、「コロコロ創刊伝説」には「コロコロ」の世界観がそのまま凝縮されているように感じました。
この「コロコロ創刊伝説」も含め、「コロコロ」の社史をのむらしんぼ先生につくって頂いたらよいのではないでしょうか。もちろんマンガで。社外に売れる社史(笑)
「コロコロ創刊伝説」第2巻 -おもしろいネタはいくらでもある-
「コロコロ」が100万部突破へ向けて熱く元気に突き進んでいた第1巻。
第2巻は、「コロコロの進化」がよくわかる巻です。
「コロコロ創刊伝説(2)」 ↓
以下は、Amazonの作品紹介欄より引用。
第2巻では、「高橋名人」「ファミコンブーム」「ファミコンロッキー」
ライバル誌「コミックボンボン」と「超人キンタマン」、
そして自らのヒット作「とどろけ!一番」の打ち切りなど、
作者本人が目撃した熱き伝説の数々を激筆!!
ライバル雑誌「コミックボンボン」の登場
100万部突破を目前に苦戦する「コロコロ」
子どもたちの興味と漫画の融合
そして伝説の人、高橋名人の誕生
「コロコロ」はおもしろい漫画を作る雑誌。そんな「コロコロ」の長い歴史を描いているので、「コロコロ創刊伝説」はネタに尽きることはないですね。本当に社史にすれば・・・以下略。
「コロコロ創刊伝説」第3巻 -ハゲ丸とおぼっちゃまくん-
第3巻は、特にインパクトのあるキャラの登場です。
のむらしんぼ先生の「つるピカハゲ丸」と、小林よしのり先生の「おぼっちゃまくん」です。
「コロコロ創刊伝説(3)」ハゲ丸とおぼっちゃまくんが表紙(帯)で並んでいます。なんかとてつもなくスゴイことが起きそうな組み合わせですね(笑) ↓
以下は、Amazonの作品紹介欄より引用。
コロコロを創った漫画家と編集者の真実の物語は、ついに作者・のむらしんぼ先生の代表作「つるピカハゲ丸」誕生編へ!!ヒット作に恵まれず人生のどん底まで落ちたのむら先生が「ハゲ丸」と出会うまでの熱きドラマが、ついに明かされる!!その他にも、小林よしのり先生の「おぼっちゃまくん」やMoo.念平先生の「あまいぞ!男吾」の誕生伝説、茶魔語ブームやコロコロのふろく作りを巡る男たちの知られざる戦いなど、コロコロ一筋40年以上の作者でなければ描けないエピソードが満載!!コロコロにすべてを賭けた男たちの熱すぎる伝説の数々を目撃せよ!!
ついに降臨!「つるピカハゲ丸」の誕生
ヒット作に恵まれず危機感募るしんぼ先生。つるピカハゲ丸が誕生するまでの紆余曲折がみどころです。
「あまいぞ!男吾」誕生秘話
新人発掘に全国をまわる編集部の平山氏。苦戦する新人探しは九州へ。
他誌からコロコロに!そして「おぼっちゃまくん」の誕生
すでに他誌で活躍されていた小林よりのり先生を必死に口説く編集部平山氏の思惑とは?そして、大ヒット作「おぼっちゃまくん」はどうやって誕生した?
コロコロ付録伝説
大ヒット中のアニメ「おぼっちゃまくん」、アニメからのファンを「コロコロ」に繋げるべく編集部黒田氏が思いついたのは、付録におぼっちゃまくんの「百億円札束ノート」をつけるというもの。社内会議にて編集部のエライ人に「コロコロ」の熱意は届くのか?
こうして見ると、第3巻は編集者の熱い活躍ぶりがよく描かれている巻でした。コロコロは漫画家も編集者もアツいのです!
「コロコロ創刊伝説」第4巻 -カービィとビックリマンとウルトラマン-
「コロコロ創刊伝説(4)」 ↓
以下は、Amazonの作品紹介欄より引用。
コロコロを創った漫画家と編集者の真実の物語は、大好評につき第4巻に突入!11年ぶりにコロコロアニキで復活を遂げて話題になった、漫画「星のカービィ」。作者・ひかわ博一先生の師匠・のむらしんぼだからこそ描ける「ひかわカービィ」の真実は必見!!さらに、反後博士ほか関係者への徹底的な取材で描いた「ビックリマン」のヒットの秘密や大ブームの光と影、「ウルトラ怪獣かっとび!ランド」「魔界ゾンべえ」の玉井たけし先生秘話も熱い!単行本だけのコラムや初収録作品も大漁で「もうけたぜ~!」な一冊だ!
任天堂の大ヒットゲーム作「星のカービィ」と「コロコロ」
カービィは、ひかわ博一先生によってコロコロで漫画化され全25巻もの長寿作品になりました。
星のカービィの作者ひかわ博一先生は、どんな漫画家なのか?星のカービィ誕生前と誕生後の漫画家人生はどのようなものだったのか?
引用にあるように、ひかわ先生の師匠であるのむらしんぼ先生が当時のひかわ先生をリアルに描いています。
社会現象を巻き起こした大人気お菓子「ビックリマンチョコ」と「コロコロ」
「ロッテ」と「コロコロ」の強力なタッグで「ビックリマン」は子どもたちの好奇心をくすぐった?漫画ビックリマンは意外なキャラクターが大活躍?
日本特撮ヒーローの代表「ウルトラマン」と「コロコロ」
玉井たけし先生がウルトラマンを題材にした漫画「ウルトラ怪獣かっとび!ランド」を書くようになった経緯は?
第4巻ではゲームやお菓子、既存の作品と「コロコロ」の強力なシナジー(相乗)効果が発揮された伝説がたくさん紹介されています。
「コロコロ創刊伝説」第5巻 -子どもたちのマシン、ミニ四駆-
「コロコロ創刊伝説(5)」 ミニ四駆とコロコロは切っても切り離せない関係になりましたね ↓
以下は、Amazonの作品紹介欄より引用。
今回も作者・のむらしんぼ先生が、当時の担当者やタミヤの関係者に綿密な取材を敢行!! 「ミニ四駆」の誕生秘話から、傑作ホビー漫画「ダッシュ!四駆郎」の執筆にまつわる作者・徳田ザウルス先生と担当編集者の感動のドラマ、「タミヤの前ちゃん」が語る「ミニ四駆ヒットの理由」、そして徳田先生の漫画にかけた生涯など、どのエピソードも火傷するほど熱い!!
なぜコロコロにミニ四駆はやってきたのか
コロコロとタミヤの関係
ミニ四駆漫画「ダッシュ!四駆郎」の誕生
徳田ザウルス先生の熱い思い
ミニ四ファイターの誕生
ミニ四駆と言えば「タミヤ」と「コロコロ」。切っても切れない関係になったミニ四駆の歴史を第5巻まるまる使って紹介しています。
しかし、それでも第5巻だけでは語りつくせないほど、ミニ四駆とコロコロの歴史は長く深いです。コロコロの作品としては「ダッシュ!四駆郎」時代です。きっと今後「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」の時代も描かれることを楽しみにしています。
そして、相変わらず「コロコロ」に関係する人たちの熱い思いが燃え上がっています。タミヤの関係者もコロコロの関係者もみんな熱い!!
余談ですが、私は「バーニングサン」「ネオ・バーニングサン」が大好きです😆
感想
現在(2020/09/28時点)で、第5巻まで発売されている「コロコロ創刊伝説」。
勢いや熱さはまったく衰えることなく、第5巻まできています。
各巻の話の区切りもよいので興味がある巻から読んでみてもよいでしょう。
「おもしろい」と感じたら全巻読みましょう。ハズレの巻はないので安心してください。
制作サイドの物語を見て思うことは、制作サイドの人間が本気で「受け手(ここでは読者)と同じ気持ちになっている」ことです。
同じ気持ちになれることで、受け手に押しつけることなく「ウケ」や「流行り」を発生させています。
それは漫画出版の世界だけに言えることではなく、どの世界にでも言えることだと思います。
「ヒットを作ること」は重要ですが、「なんのためにするのか?」を大切に「熱く」生きていきたいと思いました。
最後までご覧いただきありがとうございました!
ほかにもこんなnote書きました😆
【ランドが11巻で完結しました。ただいま1~3巻はAmazonで無料😆】
【読みながら自分で実践!セルフ整体の本😃】
【本は音声でも聴ける時代👂まずは試しに無料で体験😆】
私あくうんは日々の生活で興味があることや気になったことなどを雑多に発信しています😆
気になった記事を読んでいただけると光栄です♪
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