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【海外大学院留学】アメリカの大学院でコンピュータサイエンスを専攻してみて苦労したandしていること


ブロックチェーン関係の記事を10本ほど書いたのですが、すでに2,000を超えるviewsを頂いており、波が来ているなと言う実感があります。
ですが今日は日曜日なので少し僕の留学事情について書いていこうかなと思います。
というのも

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このうちの40%以上が留学記事からなんですよね。
なので今回は


・海外の大学院への正規留学を考えている人
・コンピュータサイエンスを専攻しようと思っている人


こんな方への一助になるようなコンテンツも配信していけたらなと思っています。
ついでにこの記事を後で見返したときに思い出というか、今後の自分への指針にもできればなと思っています。


なので苦労話や失敗談を含めて、包み隠さずすべてお伝えできればなと。
もちろん留学に対するいろんな不安も解消していきたいので、聞きたいこと等ありましたら是非DMくれたらと思います。→ ツイッターアカウント
第一弾は「留学で苦労したこと、辛かったこと」をお話していきます。
どうやって乗り越えたかについては次回以降まとめていこうと思います。

膨大な課題と試験


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現在休学してマルタ大学院でいくつかブロックチェーンに関する授業を受けていて常々思うのが、アメリカのコンピュータサイエンスの授業に関して、課題と試験が本当に膨大だったなと感じました。
具体的に言うと


・プログラミング、数学系の授業では毎回必ず小テスト
・120分の試験×4(授業ごと)
・プロジェクトマネジメントの授業では予習ありきで議論が始まる
・8割切ると退学


議論の内容としては例えば「国ごとの法に基づく個人情報の取扱とその問題点、技術的な観点も含めて」みたいなのが毎回事前に出されて週2ペースで議論し、それぞれレポートを書いて提出していました。
当時は英語を書くことすらままならなかったので、慣れるのに相当苦労しました。
そしてなんと言っても毎日、「8割切ったら退学」のプレッシャーと戦っていました。レポートの締め切り前日くらいに図書館で、クラスメイトが飲みに行っているSNSを眺めていたのもしんどかったですね。


英語、というか言語の壁


先程も触れましたが、授業も課題も試験も英語だったのでとにかく苦労しました。
TOEFLやGREの対策程度では全く通用せず、特にプレゼンや教授との議論は全く言いたいことが伝わらず、最初の点数はほぼ赤点でした。
何がツラいって、こういった話をする友人にすら英語で話さないと伝わらないんですよね。笑
話せるようになるまで、ここが一番つらかった。


孤独(とコロナ差別)


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一番つらかったのが割と常に孤独だったこと。


コンピュータサイエンスのクラスって、大学院となると留学生がほとんどです。
以前バークレーで留学をしていた際はインド人20人、中国人10人、東南アジアちらほらという感じでアメリカ人が一人もいない授業もありました。
なのでインドはインド、中国は中国でグループができてそこでまとまってしまうんですよね。少数派の東南アジア系の方と仲良くなったのですが、授業終わりに少し話す程度でした。(上記でも触れましたが如何せん英語力がネックに)


ルームメイトも勉強に追われているのか深夜まで帰ってきませんでした。
ちなみに差別については「ない」と断言したかったのですが正直ありました。


これはちょうどコロナウィルス感染症が流行りだして、大学の授業がオンラインに移行するタイミングだったのですが、街を歩いていると「Fuck china」って罵声を浴びせられました。


トランプ大統領が「china virus」と発言したことをメディアが取り上げていた時期だったので覚悟はしていたのですが、心にチクリって感じでした。


まとめ


今回はアメリカでコンピュータサイエンスを専攻してた際の苦労ということで、自分の記録としても残しておきたかったので書いてみました。
振り返ってみるとやっぱり試験と議論が一番大変でしたね。


ただこれだけツラいことを乗り越えると、自分への自信にもつながるし、なにより少数派の人への気持ちも痛いほど理解できるようになります。

自分自身で孤独だったり、つらい思いをしながら勉強したことって体験した人にしかわからないと思います。

だからこそ日本に来ている外国の方々や、この厳しいカリキュラムを無事終えて社会で活躍されている方を慮り、尊敬することができたり、励ますことができるとおもいます。

このへんも乗り越え方編と一緒にお伝えできればなと思います。
来年またアメリカに戻りますが覚悟しなくてはと身が引き締まる思いです。
あと実家のペットにもすごく支えられました!笑
家族って大事!ではまた!

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