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【作戦・パフォーマンス分析屋として】わが社がやる仕事とは?

”教える”ということはやりません

久々のテキストで登場します。

事業仲間より教示いただいた内容を記していきます。

結論から言うと見出し通り、当方は”教える”ことはやりません。

理由は仕事内容として、

「競技についての戦略・戦術・戦法および作戦についての客観的分析と解析の実施。その上での、現状より高めるための計画と実施をお客様と一緒に取り組む」と明示しております。そうです!お客様と一緒に取り組む─共に創造していくことがベストであるからです。

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仲間達の御縁でラグビー界で活動中

僕自身の専門・得意分野は、ラグビーフットボールです。

国内には、数多くの優秀なラグビーコーチなど専門家が多数おります。代表経験豊富、海外リーグ経験者、トップリーグ経験、大学のスター、花園のスターなどなど…華やかな経歴の方々が、指導者となって素晴らしいコーチングを実践されております。ビッグゲームの経験など修羅場を乗り越えてきたので、コーチングにも説得力があります。ほか著名な大学・大学院などで専門的な研究と現場でじっくりコーチングした実績があるコーチのプロフェッショナルも国内で増えてきました。

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一方で僕は、上記のような華やかな経歴や実績は残念ながらありません。過去はどうしてもやり直せないので、経歴や実績を求められる方々は、僕は対象外となります。

僕自身プレイヤーとしての実績は、”ヘロヘロ”であります。プレイヤーで”ヘロヘロ”であった中、コーチおよびスカウティングでは、相応に経験を積んできて今日に至ります。選手では所謂三文”落ちこぼれ”であった自分が、なぜコーチやスカウティングのスタッフになれたのか?

答えは、人々の御縁ですね。

僕自身ラグビー人生で所属したチーム・クラブが、『伝統校・強豪・古参・新興勢力』であったので、仲間の選手達が皆優秀でした。下手くそな自分が、少しラグビーが上達したのは、彼らのおかげです。つまり「とにかく彼ら付いていこう!」と必死?に練習しました。素晴らしい監督やコーチとも出会えて、選手・指導者の仲間達というかけがえのない”財産”をもつことができました。現在でも交流は続いております。かけがえの仲間達から数えきれないほどの学びがあり、今も学びの途中です。

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僕自身は無名であった中、仲間達は日本代表および候補含め国内外ラグビー界で名を馳せた面々から(オールブラックス、NZUも居ました)、学ばせていただきながら、人々との繋がりを深くしてくださいました。約21年前に「コーチのライセンスを取得したい」と僕のお客さまであった関係者に相談したところ、協会役員の方から推薦状をいただき、JRFU公認ライセンス取得のための講座を受けることができました。1度試験に落ちて追試を受けて何とかライセンスを取得しました💦取得後は現役選手は引退し、コーチの道に入りました。地元福岡のクラブ(福岡どんたくラガーズクラブ)で、2シーズンコーチとして活動し、コーチ業の厳しさを痛感した2シーズンでした。その後すぐ有難い御縁で、トップリーグのチーム(福岡サニックス:現宗像サニックスブルース)に入団し、スカウトとして3年間活動しました。退団後は、古巣の地元クラブ(同上)のコーチ、高校(日田高校)のスポットコーチを経て、福岡工業大学ラグビー部でスカウト業を行いました。福岡工業大学ラグビー部は昨年(令和元年)9月で退任しました。さっくりとした僕の経歴は以上です。

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自身の経験を反面教師として

前段で選手時代の僕は、「必死?に練習した」と述べました。必死に練習したにも関わらず、一流選手どころか二流にもなれませんでした。なぜか?

1、自己満足で精一杯練習した気になっていた

2、コーチの教え通りに正しくトレーニングできていなかった

3、レギュラー選手より明らかに練習量が少なかった

以上の3点が大きな原因でした。要するに大した選手でなかったにも関わらず正しく誰よりもトレーニングに勤しんでいなかったからです。「何としてもレギュラーになって、一流選手の仲間入りをする」という決心と覚悟がなかったのです。加えてトレーニングのボリュームも貧弱でした。つまりトレーニングの質量とも一番劣っていたのです。トレーニングより夜のミーティングに精を出していたので…レギュラー選手は、絶対に人知れず地道にトレーニングを実践しておりました。若い現役時代のとある日、酔っ払って独身寮に帰って時、中庭で黙々とトレーニングするトップレベルの選手が数名いました。時計の針は午前1時頃だったと…彼らの姿を見て「あぁ…俺は絶対一流にはなれない…いつも試合に出ている彼らが寝る時間を割いてトレーニングに励む。俺は”酒”という楽しい時間に興じている…」と…底辺の選手である僕がレギュラーになるには、仕事を犠牲にしても時間を作って、まずは量をクリアにしなければならなかった。さらに質では正しいトレーニングを実践すること。─本気でレギュラーになって一流になろうとしていなかった、「仕事忙しい。職場の仲間とのコミュニケーションも大事」と逃げていたのです。当然ながらラグビー部長から「仕事に専念するように」と2年在籍で戦力外通告を受けました。今振り返ると勿体ないことでした。チャンスは、何回かありました。残念ながら当時は気づくことすら出来ず、やり過ごしたのです。その後セカンドクラスのチームで週1回程度のラグビーを続けておりましたが、アスリートではなく趣味の領域でした。

後に福岡に転居し、新たな生活を始めて職場の仲間に「九州の強豪クラブでまたラグビーやりませんか?」と誘ってもらい前記クラブに入団しました。3シーズンほどは試合出場の機会をいただいたものの、やはりトレーニング不足と怪我の連続で、4シーズン目からほとんど試合に出ることなく、引退したのです。

以上のように、僕は選手としては”落ちこぼれ”で終わりました。すべては自分の責任なので、後悔はないですね。ただもう少し踏ん張り挑戦することは出来なかったのか?と学習はしました。要するに一流・超一流選手は、僕とは180度真逆で「初志貫徹して、どんなことがあっても諦めずやり続けること。常に全力・最善を尽くすこと」を日々実行しておりました。プラス自ら求めてラグビーについて勉強しておりました。勉強とは、最新鋭のラグビー戦術やトレーニングの方法を、国内外のあらゆるルートから入手して、勉強しておりました。何度も申しますが、僕の周りの仲間達を見続けたおかげで、一流・超一流になるためにはどうするのか?は、分かりました。自分が反面教師であり、仲間達の行動が先生でした。

気づいて共につくっていくこと

以上僕のラグビー人生をあれこれ書き並べました。お付き合いくださり、有難うございます。

当方の事業は現在、SPTトラッキングGPSとイオンドクタースポーツ®︎の営業とともに、チーム・個人の競技力向上へのお手伝いを行っております。冒頭記した「競技についての戦略・戦術・戦法および作戦についての客観的分析と解析の実施。その上での、現状より高めるための計画と実施をお客様と一緒に取り組む」─もっと平たく述べると、チームとしての戦い方を大局と局地的双方分析して、次に繋げる戦い方とトレーニングを提案すること。個々の選手のパフォーマンスも同様に分析して、次戦へのトレーニングを提案することです。客観的な分析は実行する中、「こうしなさい。こうあるべき」と強制した提案は、当方は致しません。理由は、僕が強制されるのは嫌なので、自分が嫌なことはしないです。また強制した提案をしたところで、相手方は心の底から受け入れるか?甚だ疑問です。強制的な提案については、「強制こそ絶対的に必要」とする指導者や選手達が存在します。否定はしませんが、僕は採用しないということです。

ではどうするのか?チーム・指導者そして選手達と一緒につくっていきます。客観的分析をもとに、こちらから対話をしていきます。つまり試合あるいは練習で発生した”気になる事象”について、質問しながら議論していきます。双方で言葉のやりとりをしながら、チーム・指導者そして選手達が気づくのです。対話をすると、必ず気づきます。気づきこそ最高の回答で、気づきをもとに次なる準備を皆と一緒にこしらえていきます。客観的なデータや事象を示しながら、「次どうすればより良い成果になるのか?」をターゲットした議論を繰り返すことで、皆さん納得して自ら求めてトレーニングし勉強するのです。

いかがでしょう?僕は選手では一流にはなれませんでしたが、一流・超一流選手への競技力向上のためのノウハウは、まあまあ持っているかと…

大阪弁が大丈夫なチーム・指導者そして選手の皆さん、競技のことで何かありましたらいつでもご一報ください。電話・メールさらに直接面談何でもOKです。実名・匿名(できれば実名)でも構いません。皆さんの最大の応援団になることを約束いたします!まずは一度、お話をお聴かせください!

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