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ドラマ日記『バイプレイヤーズ』(第3話)

日本を代表する名脇役たちが、本人役を演じて話題を呼んだシリーズの第3弾『バイプレイヤーズ〜名脇役の森の100日間〜』の第3話。過度なコンプライアンス重視の風潮を皮肉る回でした。

バイプレウッドで撮影されていた、観月ありさ主演のドラマ『ドクターZ・5』は、過激なテイストが話題で、視聴率も好調だったが、“コンプライアンス”違反を指摘する視聴者の手紙が届き…というストーリー。

アウトローがシートベルトをするなど、おかしな演出を強いられる昨今のドラマ界の風潮を、徹底的に皮肉るストーリー。冒頭の松重豊さんの「クソコンプライアンス!」は制作陣の心の声!?『アンナチュラル』の松重さんに、中堂(井浦新さん)の口癖である「クソ!」と言わせるのは確信犯。

観月さんの主演ドラマということで、前回の向井理さんと同じような立ち位置かと思いきや、むしろ脇に回る展開。滝藤さんの大暴れっぷりと、忍ぶ寺島しのぶさんが楽しそうでした。

最後は視聴者の手紙が、実は観月さんの自作自演だったというオチ。視聴者の声≒コンプライアンスに振り回される風潮を、“難癖”と言い切るテレ東の強さよ。

余談ながら、オリコンのドラマ満足度調査ランキング(1月5日~11日放送を対象)で、『バイプレイヤーズ』が100Pt満点中、54Ptを獲得して首位に。対象となる作品が、調査期間の関係で限定的ではありますが、まずはおめでとうございます。



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