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ドラマ日記『鎌倉殿の13人』(第45話)

鎌倉時代、源頼朝(大泉洋さん)に学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時(小栗旬さん)が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く大河ドラマ第61作『鎌倉殿の13人』の第45話「八幡宮の階段」。

鶴岡八幡宮で盛大に執り行われる源実朝(柿澤勇人さん)の右大臣拝賀式。泰時(坂口健太郎さん)らが警固する中、公暁(寛一郎)は門弟と共に木の陰に潜んでいた。式を終えて楼門から出てきた実朝を公卿と源仲章(生田斗真さん)が迎えて整列すると、牡丹雪が降り積もる中…。

かつて「雪の日は出歩くな」と実朝に警告した、歩き巫女(大竹しのぶさん)が再び実朝の前に登場。「天命に逆らうな」という言葉が伏線となり、最終的に公暁に殺されることを受け入れた実朝の表情たるや。美しくも悲しい暗殺シーンでした。

公暁が謀反人として追われる中、それに加担していた三浦義村(山本耕史さん)は大慌て。逃げてきた公暁を刺し殺し、首を義時に差し出すのですが、「自分に死んでほしかったのでは?」という義時の問いに、否定しつつ襟を触るという義村の嘘をつく時のクセ。実にさりげない山本さんの演技。

「寒いんだよお!」と絶叫して果てた源仲章役の生田さんの死にっぷり、絶望して自死しようとする政子(小池栄子さん)を阻止したトウ(山本千尋さん)の活躍も見どころでした。

余談:つけっ放しのラジオから「日本勝利!」との声で目覚めた朝。『赤江珠緒たまむすび』でもスペイン戦を話題にしていた土屋礼央さん、おめでとうございます(笑)。


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