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ドラマ日記『七人の秘書』(第3話)

要人に仕える名もなき「秘書」たちとその元締め「影の男」が、理不尽な日本社会を変えていく痛快ドラマ『七人の秘書』第3話。ラーメン店店主の萬(江口洋介さん)が、初めて司法書士として表舞台で活躍しました。

これまでの銀行から病院へと舞台を移した第3話。サラン(シム・ウンギョンさん)が秘書を務める病院で、三好医師(松本若菜さん)が濡れ衣を着せられ懲戒解雇に。背後には病院長親子(大和田伸也さん、忍成修吾さん)の策略があって…というストーリー。

忍成さんは安定のクズ役。大和田さんもすっかり悪役のイメージですが、『水戸黄門』での格さん時代も懐かしい。財務大臣役の岸部一徳さんも本格登場でラスボス感。フリーライター役の坂口拓さんも初出演で、今後が気になります。

今回のメイン秘書だったシム・ウンギョンさんは制服姿も披露。優秀なのに医者になれなかった理由や、日本人らしき父の存在がほのめかされました。終盤の萬とのやり取りと涙はさすがの演技(日本アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞)。

亡くなった頭取の最期を看取った秘書として、あるいは秘書室長からのパワハラ被害者として、これまで抑え目演技だった広瀬アリスさんですが、今回からコメディ方向へ。役立たず以上に、足を引っ張る秘書、という立ち位置でいくのかな。

一話完結ではありつつ、萬と財務大臣の因縁がこれから徐々に明らかになっていくのでしょう。次回は警察が舞台。木下ほうかさんが悪役のようですから、楽しみ。




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