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ドラマ日記『どうする家康』(19話)& 『ラストマン』(第5話)

今川家の人質としてひっそり生涯を終えると思っていた元康(後の徳川家康=松本潤さん)が、個性派だらけの家臣団の助けを借りながら、乱世に飛び込んでいく、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテイメント『どうする家康』の第19話「お手付きしてどうする!」。

勝頼(眞栄田郷敦さん)にすべてを託して、信玄(阿部寛さん)はこの世を去った。信長(岡田准一さん)は武田に寝返った将軍・足利義昭(古田新太さん)を京から追放。一方、家康は大きな犠牲を払ったショックから、立ち直れないでいた。そんな中、侍女のお万(松井玲奈さん)に介抱され…。

意図を持って家康に近づくお万。蒸し風呂に入っている家康の髪を梳かし、汗をぬぐい、最接近。当初はグッと我慢していた家康ですが、度々それが繰り返されると…結構長めのシーンでしたね。「湯女」という言葉が思い出されました。

お万が妊娠し、その情報は岡崎にいる家康の正室・瀬名(有村架純さん)の元にも届き。確認のため、浜松にやってきた瀬名は家康をビンタ。お万とも直接対決した瀬那でしたが、その堂々とした策略ぶりに感心し、許しました。

浅井長政(大貫勇輔さん)が自害後、お市の方(北川景子さん)を迎えに来た羽柴秀吉(ムロツヨシさん)。お市の方に拒絶、ビンタされると、お市の娘である三姉妹(茶々・初・江)の1人を抱きかかえ。茶々が後に秀吉の側室となる伏線ながら、キモいなあ。

全盲の人たらしFBI捜査官・皆実広見(福山雅治さん)と、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗(大泉洋さん)が、凸凹バディを組んで難事件に挑んでいく『ラストマン-全盲の捜査官-』の第5話。

インフルエンサーを狙った空き巣や強盗被害が各地で相次ぎ、皆実は京吾(上川隆也さん)に、警察庁から管轄をまたいだ捜査協力を指示するようお願いする。そんな中、人気料理系インフルエンサーのナオンこと直山奈津(わたなべ麻衣さん)が自宅で殺害される。

犯人は同じ人気料理系インフルエンサーの青嶌麻帆(高梨臨さん)でした。動機は自分より上位のナオンを蹴落とすため。偽装工作のために、弱みを握った古郡信武(芹澤興人さん)にインフルエンサー強盗をさせていました。

実はこの古郡の元妻が、料理系インフルエンサートップのカナカナ(中道可奈子さん)でした。しかし、カナカナは蒸発してしまい、娘の雲母(平澤宏々路さん)が引き継いでいました。

「お金のため多くの人を騙してきた」と謝罪する雲母に、「誰も傷つかずみんなが幸せになれる嘘なら、私はいいと思うんです。これからも恥じることなく、最高の映えを狙ってください」と語った皆実の言葉が今週の名言。


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