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ドラマ日記『七人の秘書』(第4話)

要人に仕える名もなき「秘書」たちとその元締め「影の男」が、理不尽な日本社会を変えていく痛快ドラマ『七人の秘書』第4話。今回は警察が舞台で、女子高生盗撮事件と不二子(菜々緒さん)の過去が描かれました。

盗撮された女子高生・小杉映子(永瀬莉子さん)の被害届が警察署に提出されるも、財務大臣・粟田口(岸部一徳さん)の後援会会長の息子で、警視正・山根(金井勇太さん)の仕業とわかり、警視庁警務部長・北島(木下ほうかさん)は、届けをもみ消し…というストーリー。

刑事ドラマは警察を正義に描くこともあれば、セクハラや隠蔽体質など悪として描くこともあり。今回は警視庁警務部長秘書の不二子の過去を描く中で、パワハラやセクハラ(ほぼレイプ未遂)など警察組織(捜査一課)の中で、屈辱を受ける女性警察官の姿が、過去の様々なニュースとも重なり。

今回犯人役を演じた金井さんは、名バイプレイヤー過ぎて気がつかなかった人もいるかも知れませんが、前クール『MIU404』の第1機動捜査隊でWEB分析していた糸巻です。山田洋次監督『十五歳 学校Ⅳ』(2000年)の主役だった少年は、すっかり成長しました。

ジャーナリスト・黒木(坂口拓)が持ち込んだ写真で、萬の存在に気がついた粟田口。いよいよ来週は、江口さんと岸部さんの直接対決になるようです。


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