ドラマ日記『わたしのお嫁くん』&『それパク』(第3話)
仕事は完璧ながらズボラ女子の速見穂香(波瑠さん)が、あることをきっかけに、会社の後輩で家事力最強男子の山本知博(高杉真宙さん)を嫁に迎えるという社会派コメディ『わたしのお嫁くん』の第3話。
速見たちの新居に、いきなり山本家3兄弟の長兄・正海(竹財輝之助さん)が訪ねてくる。事情を知った正海は驚き、女性とルームシェアするなんて聞いていない、と弟を責めた。速見は、あくまで同居人として一緒に暮らそうと誘っただけで恋愛感情はまったくない、と説明する。
弟である知博を溺愛する長兄役として竹財さんが本格登場。近年、ドラマ出ずっぱりの竹財さん。若手女優とのラブストーリーも多く、個人的には「令和の石田純一」と呼んでいます(笑)。今回は珍しい役どころ。ちなみに「平成後期の石田純一」は斎藤工さん。
正海が仕掛けた「お茶会」という罠に向けて、シフォンケーキ作りに奮闘する速見。一方、男として見られていないことを古賀一織(中村蒼さん)に相談した山本は、駆け引きで「引いてみろ」という言葉を鵜呑みにして、実践する展開。
「お茶会」の場は何とかおさまり、「山本には手を出さない」という誓約書を提出した速見。しかし、山本は「自分からはOK」と解釈し、速水と初めて手をつなぐのでした。にしても、速水の恋愛偏差値が今ひとつ謎。初心とか鈍感とかいうのとはまた違ったキャラなんですよね。
飲料メーカーの開発部員・藤崎亜季(芳根京子さん)が、親会社の知的財産のプロ・北脇雅美(重岡大毅さん)とともに、奮闘することになる知的財産エンタメドラマ『それってパクリじゃないですか?』の第3話。
月夜野ドリンクの一大プロジェクト『ムーンナイトプロジェクト』の目玉商品『カメレオンティー』。開発部の高梨部長(常盤貴子さん)のもと、全貌が明かされないまま開発が すすめられてきたその紅茶が、知財部にお披露目される。
毎回、馴染みの薄い知的財産権に関するキーワードが、分かり易く描かれる本作。今回は藤崎が北脇から任された「侵害予防調査」。そして、フィーチャーされたのが、藤崎の先輩・柚木さやか(朝倉あきさん)でした。昔からの推し女優の一人。
北脇の「屁理屈も立派な理屈」という言葉の応用で、柚木が開発 したスムージーの特許侵害を回避し、プレゼンまで持ち込めた藤崎でしたが、採用はされませんでした。
一方、「侵害予防調査」の報告書はすでに北脇が提出済みで、藤崎の努力はただの「練習」と言われて怒り心頭。第2話で少しいい関係になっていた二人でしたが、また険悪になってきました。まっ、まだ序盤ですからね。