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俳優ノート『吉田鋼太郎さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、2023年春ドラマ『unknown』に出演中の吉田鋼太郎さん。ホリプロ・ブッキング・エージェンシー所属。

田中圭さんや中村倫也さん、ムロツヨシさんなど、30代での遅咲きブレイク俳優は少なくないですが、40代となると小手伸也さんなど少な目。50代では吉田鋼太郎さんが稀有な例。

蜷川幸雄さん演出の作品で次々と主演を務めるなど、舞台俳優として高く評価されてきた吉田さんですが、広く知名度を高めたのが朝ドラ『花子とアン』の嘉納伝助 役。仲間由紀恵さん演じる蓮子の夫役で、「伝助萌え」という言葉も生まれました。

以降、『MOZU』(2014年)、『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』(2015年)、『刑事7人』シリーズ(2015年~)と連ドラ常連になっていき、『東京センチメンタル』(2016年)で連ドラ初主演。高畑充希さんや小栗旬さんが脇に回るなど、各話ゲスト含め、なかなか豪華な座組でした。

今のところ、代表作は「おっさんずラブ」シリーズ(連ドラ版2018年)ということになるのでしょうが、最後は意表をついて『トットてれび』(2016年)。ちょっとエッチなおじさんで知られる、森繁久彌役がはまり役。満島ひかり主演の傑作でした。

余談:2025年の大河ドラマは、横浜流星さん主演の『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(べらぼう つたじゅうえいがのゆめばなし)に決定。予想は外れましたが、1年以上前に情報解禁になること。脚本家の再登板がある事はまあなんとか。ハズレなしの森下佳子さんなので楽しみです。


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