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ドラマ日記『石子と羽男』&『初恋の悪魔』(第3話)

崖っぷちの東大卒パラリーガル・石田硝子(有村架純さん)と、1回で司法試験に合格した高卒弁護士・羽根岡佳男(中村倫也さん)。“石羽コンビ”が誰にでも起こりうる珍トラブルに挑む、異色のリーガル・エンターテイメント『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』の第3話。

映画を勝手に編集して配信するファスト映画がテーマの回。大学生の山田遼平(井之脇海さん)が著作権法違反で逮捕され、国選弁護人として担当することになった羽男ですが、稜平は反省するどころか、皆のためになっていると言い張り。

遼平が尊敬する山田恭兵監督(でんでん)も、遼平と名前が似ていることから誤解され、ネット上で炎上。ファスト映画もアップされ、映画は打ち切りに。

初めて本気で反省した遼平は監督に土下座謝罪するも、監督は「未熟で申し訳ない。どんなに謝罪をされても、受け入れることはできません」とキッパリ。でんでんさんの演技に痺れました。井之脇さんは『ちむどんどん』と違って、ゲストとはいえ、ちゃんとした役で良かった。

警察署に勤めてはいるが捜査権はない、現在停職中の刑事・鹿浜(林遣都さん)、総務課・馬淵(仲野太賀さん)、生活安全課・摘木(松岡茉優さん)、会計課・小鳥(柄本佑さん)の男女4人が、刑事とは違う感性と推理で難事件を解明するミステリーコメディ『初恋の悪魔』の第3話。

婚約者の結季(山谷花純さん)にオープンマリッジを提案され、一度は応じた馬淵ですが、考え直して普通の結婚を言い出すも、結季にフラれた様子。それを何気に慰める摘木に、好意を抱き始めているよう。

一方で、頑なに摘木への恋心を否定していた鹿浜ですが、一転して積極的になるも空回り。スーパー万引き事件の裏に潜んでいた、もう一つの事件というストーリーに絡めて、摘木の二重人格や3年前の被弾という、馬淵の殉職した兄につながる伏線が張られました。


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