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ドラマ日記『燕は戻ってこない』(第9話)

お金も夢もない、29歳の大石理紀=リキ(石橋静河さん)。自らの遺伝子を継ぐ子を望む草桶基(稲垣吾郎さん)。その妻で不妊治療を諦めた悠子(内田有紀さん)。それぞれの欲望が「代理出産」を通じて交差する、ノンストップ・エンターテイメント『燕は戻ってこない』の第9話。

りりこ(中村優子さん)の住む広い屋敷で暮らすようになったリキ。りりこの叔父のタカシ(いとうせいこうさん)ら同居人たちに支えられ、上京して初めての安らげる生活を手に入れるが、そこへ悠子が現れ、予想もしない提案を突き付ける。

父親が誰であれ、リキの出産を受け入れた基は、出産後の現実を考え、次のステージに移行。悠子の復縁話白紙撤回を受け入れる代わりに、出産後もしばらく育児をしてもらうよう、リキを説得して欲しいと。

悠子が復縁して子育てし、自分は500万円もらって新たな人生を歩もうと考えていたリキは反発。しかし、悠子はリキの契約違反と、500万円がもらえるかどうかわからないと告げ。

りりこが用意してくれたシェアハウス的な家は、美味しそうなご飯が出てきますし、りりこの叔父・タカシ(いとうせいこうさん)や家政婦の杉本(竹内都子さん)は親切で、『ぐりとぐら』など絵本もくれましたが、妊婦にあの急階段はないですよね。ドラマとは言えハラハラします。

次にリキを訪ねてきたのは基。リキを追い詰めた自分の責任を認め、出産後の500万円の報酬を確約。遺伝子検査で父親を詮索することもしないと譲歩した上で、出産後1年間の育児を依頼。リキは出産後に回答すると保留。

そんな中、突然リキが破水。次回、いよいよ最終回。リキ、基、悠子が最後に選択する未来とは?双子の「ぐり」と「ぐら」の運命は?

余談:最終回(7月2日)を前に、石橋さんがドクター・キリコ役で出演するSPドラマ『ブラック・ジャック』が6月30日に放送されました(未視聴)。キリコの性別を変えたことが、ネットニュースになってましたが、脚本はNHK版『大奥』など、ほぼハズレなしの森下佳子さん。こちらも楽しみ。


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