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ドラマ日記『光る君へ』(第29話)

平安時代、京に生まれたまひろ→紫式部(吉高由里子さん)。数歳年上の藤原道長(柄本佑さん)とは、少女の頃に知り合い、惹かれ合うも、身分差に阻まれ。別の男性と結婚するも死別。娘を育てながら、「源氏物語」を書き始める大河ドラマ『光る君へ』の第29話「母として」。

まひろの娘、賢子は数えの三歳に。子ぼんのうな宣孝(佐々木蔵之介さん)に賢子もなつき、家族で幸せなひとときを過ごしていた。任地に戻った宣孝だったが…。

亡くなった定子のためだけに、ききょう(ファーストサマーウイカさん)が書いた『枕草子』でしたが、憎む道長に一矢報いたいと、伊周(三浦翔平さん)に宮中に広めるように依頼。さらに復権した伊周が一条天皇にそれを献上し、「この書物の評判は、道長を脅かすこととなる」という流れが見事。

今回は重要人物二人が相次いで死去。一人は宣孝で、あっさりナレ死。まひろの父・為時(岸谷五朗さん)が越前国守に再任されなかったため、後ろ盾を失い窮地に陥りますが、道長が手を差し伸べてくれ、為時は職を得ることが出来ました。

もう一人は道長の姉で一条天皇の母・詮子(吉田羊さん)。伊周の道長への呪詛が詮子に向かってしまったのか、40歳を祝う儀式中に倒れるとみるみる衰弱。道長に看取られて亡くなりました。

まひろも物語(恐らくは『源氏物語』)作りに着手。次回はあかね=和泉式部(泉里香さん)も登場するようで、なんだか国文学史めいてきましたね。


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