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俳優ノート『吉沢悠さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、2021年夏ドラマ『准教授・高槻彰良の推察』に出演する吉沢悠さん。テンカラット所属。

ナベプロ所属のイケメン俳優として、ドラマ『青の時代』(1998年)でデビューした吉沢さん。芸能活動を一時休止した2005年までに、ドラマ24本、映画4本に出演する人気俳優に。

そんな頃の代表作といえば、人気マンガの実写化で、吉沢さんが主演した『動物のお医者さん』(2003年)でしょう。吉沢さんは、獣医学部の学生役。ちなみに、お馴染みのシベリアン・ハスキーのチョビの声は柊瑠美さんだったとか。

H大学を舞台に、獣医をめざす青年・“ハムテル”こと西根公輝(吉沢さん)と、シベリアンハスキーのチョビらが繰り広げるユーモアあふれる物語。

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芸能界復帰後の代表作といえば、『ブラッディ・マンデイ』(2008、2010年)でしょうか。吉沢さんは公安調査庁の組織「THIRD-i」のメンバーで、天才ハッカー・ファルコンこと藤丸(三浦春馬さん)と共にテロ組織に立ち向かう役で、大人な魅力がありました。

天才ハッカー藤丸が、家族・仲間・地球を救うべく、最凶最悪のウィルステロ「ブラッディ・マンデイ」と立ち向かうノンストップアクション・サスペンス。捜査に乗り出した「THIRD-i」は、“ファルコン”と呼ばれる藤丸に、ロシア軍用施設のコンピューターへのハッキングを依頼する。

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最後は映画版『夕凪の街 桜の国』(2007年)。『この世界の片隅に』で知られる、こうの史代さんのもう一つの名作を実写化。吉沢さんは原爆投下で心身共に傷を負った女性・皆実(麻生久美子さん)の同僚で、好意を寄せ、彼女に寄り添おうとする会社員・打越役を好演。

昭和33年、復興が進む広島で、皆実は母親・フジミ(藤村志保さん)と貧しくも平穏に暮らしている。ある日、皆実は会社の同僚・打越から愛の告白を受ける。しかし、原爆で自分が生き残った罪悪感を感じる皆実は、幸せに飛び込んでいけない。そんな皆実の思いを打越は優しく包み込む。



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