ドラマ日記『七人の秘書』(初回)
要人に仕える名もなき「秘書」たちとその元締め「影の男」が、理不尽な日本社会を変えていく痛快ドラマ『七人の秘書』が22日スタート。
木村文乃さん、広瀬アリスさん、奈々緒さん、シム・ウンギョンさん、大島優子さん、室井滋さん、江口洋介さんら豪華キャストに、脚本家・中園ミホさん&内山聖子Pという『ドクターX』チームという座組。
“のさばる上級国民に鉄槌を下す‼”というキャッチフレーズということもあり、勧善懲悪的な現代版『必殺仕事人』のイメージでしたが、初回はシリアスというよりコメディータッチ。
“ずば抜けたスキルや膨大な極秘情報とネットワークを駆使”という設定ですが、結構雑というか素人っぽいところもあり、鰐淵(室井さん)のガサ入れシーンなどはハラハラというより、オイオイと突っ込みたくなり。
初回に銀行不正をテーマにしたのも、タイミングが悪かったかも。どうしても『半沢直樹』の緊張感&クオリティと比較してしまい、ユルユルな感。スカッと痛快とはいきませんでした。この内容で視聴率13.8%、『ドクターX』枠の強さを再認識。
それでもよかった点は広瀬アリスの愛人設定。橋爪功とのイチャイチャはよき。岩下志麻さんのナレーション、劇中に出てきて欲しい。謎の男役の坂口拓さん、たぶん最強。あと、ラーメン美味しそう。
まだドラマの方向性が見えませんし、毎回、豪華ゲストのようですから、しばらく視聴継続したいと思います。
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