見出し画像

新ドラマ『星降る夜に』&『エルピス』&『さよならの向こう側』

吉高由里子さんというと、2024年の大河ドラマ『光る君へ』に紫式部役で主演することが決まっています。脚本は、朝ドラ『ふたりっ子』や大河『功名が辻』、『セカンドバージン』や『大恋愛』の大石静さん。新大河では「セックス&バイオレンスを描きたい」と発言するのが大石さんらしい(笑)。

そんな吉高さんと大石さんが、一足早く再タッグを組むドラマ『星降る夜に』が、来年1月にテレビ朝日の火曜9時枠で放送決定。共演は北村匠海さん。監督は『神様のカルテ』深川栄洋さんと『民王』『おっさんずラブ』の山本大輔さん。

感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医(吉高さん)と、音のない世界で自由に生きる遺品整理士(北村さん)――命の《はじまり》と《終わり》をつかさどる《対照的な2人》が、固定概念を鮮やかに飛び越える!星降る夜に紡ぐ、至高のヒューマンドラマ&大人のピュア・ラブストーリー。

渡辺あやさんという脚本家は、朝ドラ好きなら『カーネーション』が忘れられないでしょうし、映画好きなら『ジョゼと虎と魚たち』『メゾン・ド・ヒミコ』『天然コケッコー』などの名作が思い出されます。寡作ですが、昨年も『今ここにある危機とぼくの好感度について』という傑作を生みました。

そんな渡辺さんが、初めて民放ドラマ『エルピス-希望、あるいは災い-』を担当するという朗報!主演は長澤まさみさんで、共演に眞栄田郷敦さんと鈴木亮平さん。監督は『モテキ』の大根仁さん、音楽は『あまちゃん』の大友良英さん、プロデュ―サは『カルテット』の佐野亜裕美さんと完璧な布陣。

スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤さん)と、彼女に共鳴した仲間たちが、犯人とされた男の死刑が確定した、10代の女性が連続して殺害された事件の冤罪疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描く社会派エンターテイメント。

読売テレビ制作の木曜ドラマ枠は、なかなか面白い作品が多く、『五つ星ツーリスト』『婚活刑事』『恋がヘタでも生きてます』『ブラックリベンジ』『探偵が早すぎる』『ランチ合コン探偵』などは好評でした。

同枠で9月から放送されるのが『さよならの向こう側』。主演は上川隆也さん。清水晴木さんの小説が原作で、脚本は朝ドラ『スカーレット』の水橋文美江さん。

現世とあの世の狭間“さよならの向う側”で、亡くなった人を迎える一人の男(上川さん)。彼は“さよならの向う側”にやってきた人々にある提案をする。24時間の間、会いたい人と会うことができる。ただし、あなたが死んだことをまだ知らない人とだけ…というハートフル・ヒューマンドラマ。


この記事が参加している募集

コンテンツ会議

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?