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ドラマ日記『鎌倉殿の13人』(第28話)&『オールドルーキー』(第4話)

鎌倉時代、源頼朝(大泉洋さん)に学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時(小栗旬さん)が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く大河ドラマ第61作『鎌倉殿の13人』の第28話。

義時と梶原景時(中村獅童さん)の構想から大きく逸脱し、13人まで膨れ上がった訴訟取次を行う宿老たち。鎌倉殿となり気負う源頼家(金子大地さん)はこれを自身の力を侮っている結果だと捉えて憤慨し、北条時連(瀬戸康史さん)・頼時(坂口健太郎さん)ら若い御家人をそばに置き牽制する。

先週、タイトル回収となった13人の宿老たち。案の定、議論は上手くいかず。一方、暗君説を採用したらしい頼家は、安達盛長(野添義弘さん)の嫡男・景盛(新名基浩さん)の妻・ゆう(大部恵理子)に手を出し、自分に譲るよう要求。頼朝から女好きを濃厚に受け継いだなあ(笑)。

首を刎ねられようと、これを断固拒否する盛長役の野添さんの迫力。頼朝の側近として長年仕えてきただけに、鎌倉殿という地位を汚したくなかったのでしょう。政子(小池栄子さん)が出てきて、一先ず引き下がった頼家。

一方、頼家の側近だった景時も、三浦義村(山本耕史さん)の計略で、60人以上から訴状を出され謹慎処分に。さらに後鳥羽上皇(尾上松也さん)からの誘い話を、うっかり義時に話したことから万事休す。善児(梶原善さん)を義時に譲り、鎌倉を去っていきました。

サッカー元日本代表の新町亮太郎(綾野剛さん)が引退に追い込まれ、スポーツマネージメント会社で働くことに。新たな目標に挑戦し、妻(榮倉奈々さん)や娘(稲垣来泉さん・泉谷星奈さん)がもう一度誇りに思える存在になるために奮闘するヒューマンドラマ『オールドルーキー』の第4話。

梅屋敷(増田貴久さん)が、横浜DeNAベイスターズ二軍選手の北芝(板垣瑞生さん)に、マネージメント契約が間もなく終了することを告げていた。まだ24歳だが、待っているのは今季限りでの戦力外通告。見限ろうとする梅屋敷に亮太郎は、北芝の最後のマネージメントを名乗り出る。

第4話にして、まだ現役に未練を持っていた亮太郎が、完全燃焼させるための回でした。北芝の引退に向かう姿勢に心動かされた亮太郎は、最後のトライアウトに挑戦するも、あっけなく落ち。

しかし、その後に待っていたのは、妻や会社の皆の手作りの引退試合。、「サッカーに未練はありません。仕事を精一杯、一生懸命頑張っていきます」と挨拶。そして口もきいてくれなった娘・泉実が、ついに「カッコよかった、パパ」と(涙)。



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