ドラマ日記『古見さんは、コミュ症です。』(第2話)&『うきわ』(第6話)

ごく普通の男子高校生・只野(増田貴久さん)とちょっと風変わりな女子高校生・古見(池田エライザさん)とのふれあいを描く『古見さんは、コミュ症です。』の第2話。古見さんに二人目の友達ができました。

只野は旧友の長名なじみ(ゆうたろうさん)からの告げ口で、校内の生徒たちが古見と親密なことを理由に、只野を敵視していることを知ってがく然とする。

前回、コミュ障の古見の一人目の友達になった只野。長名に二人目の友達になってもらうよう働きかけるも断られてしまう。そんな中、高校デビューに失敗し、ボッチの万場木(吉川愛さん)が、ストレスから嘔吐してしまい…ゲロ描写が虹色の滝というのも斬新。

只野は嘔吐物を処理。その間に古見が万場木を保健室へ。「本当はみんなと一緒にお昼ご飯が食べたい」と告白する万場木に、「私と同じ」と筆談で返す古見。打ち解けた二人は友だちに。なかなか感動的なシーンでした。携帯持ちになった古見の登録1号になった只野も嬉しそう。

社宅住まいの主婦・麻衣子(門脇麦)と、隣室の夫の上司・一(森山直太朗)による、ビターで切ないオトナのラブストーリー『うきわー友達以上、不倫未満ー』の第6話。女子トイレが修羅場に。

ベランダの壁を、ついに越えてしまった麻衣子。一に気持ちを伝えようとした矢先、一の妻・聖さん(西田尚美さん)が帰宅する。逃げ惑う二人だったが、予想外のことが起きて…!?

前回予告で、麻衣子と聖の対決があるかと思いきや、それは妄想映像。無事切り抜けて、鉢合わせになることなく。聖は陶芸教室を辞めたと一に告げ、どうやら不倫精算した様子。

一方、会社の納涼祭の女子トイレで、麻衣子は夫・拓也(大東駿介さん)の不倫相手(蓮佛美沙子さん)の決定的な会話を聞いてしまう。平手打ちするかと思いきや、「怒る権利なんか私にはない」と取りやめ。精神的には自分も不倫している、ってことなのか。

ラスト。ベランダで物思いにふける一に、階下から手を振る麻衣子。それからしばらくして、拓也から一に電話があり「妻が戻らないんです」と。そろそろ終盤かな。

ここからは、最近見たドラマ(新作&旧作)の寸評。まずは新作から『トーキョー製麺所』。バイトリーダーで回しているうどん店にやってきた元ホテルマンの店長が巻き起こす騒動。ちょっとイラっとする主人公(笑)。

次も新作で、伊藤沙莉さんと江口のりこさん主演の『モモウメ』。オフィースあるあるネタで、初回は女性同士のマウンティングがテーマ。二人の会話劇が安定の面白さながら、短い(5分)。

続いては、NHKBSで放送されたものを、地上波でも再放送『大江戸もののけ物語』。大河ドラマ『青天を衝け』は退場となった岡田健史さん主演で、なかなか良く作り込まれた妖怪もの。良作の予感。

ここからは過去作で、三浦春馬さんが熱演する『サムライ・ハイスクール』。戦国武将の魂が男子高校生に憑依する学園ドラマ。杏さんの女子高生姿のインパクト。『TOKYO MER』で冷酷なテロリスト役だった城田優さんが気弱な高校生役で可笑しい。子役の葵わかなさん、ミムラさんも必見。

最後も過去作で、『ST 赤と白の捜査ファイル』。捜査権を持った科捜研の精鋭(はみ出し者)たちによる刑事もの。岡田将生さんは弄られるリーダー、藤原竜也さんは引きこもり、志田未来さんは毒舌、窪田正孝さんは犬のような嗅覚、そして芦名星さんは処女(笑)。キャラ設定だけで面白い。



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