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おミネとの出会い&タイ子との再会…今週の『ブギウギ』

銭湯「はな湯」の看板娘から“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スターになっていく花田鈴子→福来スズ子(澤井梨丘さん→趣里さん)が、暗い戦争の時代や、燃えるような恋と別れなどを乗り越え、人々に勇気と希望を与えていく朝ドラ『ブギウギ』第20週「ワテかて必死や」。

「東京ブギウギ」が大ヒットし、芸能記者・鮫島(みのすけさん)の取材を受けた月曜日。帰宅中に再会した靴磨きの少年・達彦(蒼昴さん)。母親が病気で伏せっているという話は作り話ではなく、達彦が家に帰ると、そこにはスズ子の幼馴染のタイ子(藤間爽子さん)が臥せっており。達彦が「東京ブギウギ」を口ずさむと、「その歌、嫌いなの」とタイ子。

終盤、娼婦たちを仕切る「ラクチョウのおミネ(田中麗奈さん)が、スズ子の楽屋に怒鳴り込んできて、「あたいらを甘く見たら承知しないよ!」と凄んだところで終了。直後の『平野レミの早わざレシピ!』に出演した田中さん。平野さんと共に朝ドラ受けしていました。

おミネがやってきたのは、鮫島の書いたいい加減な記事が元だと判明した火曜日。スズ子はなんとか誤解を解こうとするのですが、おミネの勢いに上手く答えられず。楽屋に赤子がいることを知ったおミネは帰っていきました。

山下(近藤芳正さん)からは、おミネに深入りしないように忠告されますが、どうしても納得できないスズ子は、治安の悪そうな娼婦街へ。娼婦らに締められそうなタイミングで、おミネ再登場。

スズ子が母や弟、愛助(水上恒司さん)など身の上話をしたことで、おミネと和解した水曜日。その後、トラブルから怪我をした達彦を家まで送ると、そこにいたのはタイ子でした。再会を喜ぶものの、タイ子は拒絶。呆然とするスズ子でした。同窓会に行きたい人、行きたくない人の気持ちかな。

スズ子が達彦に再び靴を磨いてもらった木曜日。磨いてもらいながら、父が戦死したことなど、タイ子の事情を把握。おミネに相談し、娼婦たちの靴を達彦に磨かせ、タイ子の病院代を早く貯める作戦。

家に帰った達彦でしたが、普段と違う高額な稼ぎに、タイ子は盗んだのではと疑い、返して来るよう言うのですが、そこにスズ子が乱入。拒絶するタイ子に昔話攻撃からのハグ。涙する二人。かつての親友は今は天と地の境遇。惨め過ぎるタイ子にとって「東京ブギウギ」は、聴きたくないものでした。

歌手になる原点はタイ子の言葉だというスズ子。幼い頃からのお節介エピソードで二人が和解した金曜日。タイ子は医者に診てもらい、脚気と判明。栄養のあるものを食べれば、徐々に回復するということで、明るい見通し。

ワンマンショーに向けて、羽鳥(草彅剛さん)に新曲の催促に行ったスズ子。多くの仕事で滞っていた羽鳥でしたが、一瞬の閃きで30分で新曲「ジャングル・ブギ」完成。

ワンマンショー初日。最前列にはおミネを始め、すっかりスズ子のファンになった娼婦たちが詰めかけ。タイ子も達彦と見守る中、スズ子は「ジャングル・ブギ」を初披露。ド派手な衣装で力強く歌い上げました。

次週予告には、『あまちゃん』のメガネ会計ババア(木野花さん)の姿も。


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