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ドラマ日記『どうする家康』(16話)& 『ラストマン』(第2話)

今川家の人質としてひっそり生涯を終えると思っていた元康(後の徳川家康=松本潤さん)が、個性派だらけの家臣団の助けを借りながら、乱世に飛び込んでいく、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテイメント『どうする家康』の第16話「信玄を怒らせるな」。

浜松に居城を移した家康だが、城下で虎松(板垣李光人さん)と名乗る少年に襲われる。遠江の民は徳川を恨んでいるという虎松の言葉に、家康は傷つく。一方、信玄(阿部寛さん)に対抗し、家康は上杉謙信との同盟を探るが、それが武田方に漏れ、信玄を激怒させてしまう。

次週の「三方ヶ原合戦」を前に、武田軍の強さの秘密が明かされた今回。ストイックに激しい戦闘訓練を重ねる姿はスパルタ軍団。そこには信玄の嫡男・勝頼(眞栄田郷敦さん)の姿も。『エルピス』拓朗の本領発揮。

もはや武田との戦いは避けられないと悟った家康は、服部半蔵(山田孝之さん)に命じて、武田の人質となっている義弟・源三郎(長尾謙杜さん)の奪還作戦を敢行。辛くも成功するのですが、それは信玄がわざと逃がしたもの。家康に家臣になるよう、最後通告するためでした。

悩んだ挙句、家臣団に鼓舞され、「十に九つは負ける」戦いに、桶狭間的奇跡を起こそうとするのですが…。信玄の体調不良の様子が、今後のフラグ。

全盲の人たらしFBI捜査官・皆実広見(福山雅治さん)と、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗(大泉洋さん)が、凸凹バディを組んで難事件に挑んでいく『ラストマン-全盲の捜査官-』の第2話。

東京郊外の河川敷で女性の絞殺体が発見された。先に駆け付けた佐久良(吉田羊さん)班にまじり、遺体を検死して死亡推定時刻や死因を見事に推測してみせる皆実。一方、護道は遺体の状況から12年前に担当した事件と酷似していることに気付く。

同時間帯でスタートした『まつもtoなかい』の初回ゲストが、SMAPの香取慎吾さんということで、視聴率が心配されましたが、初回14.7%で今回が13.1%と踏み止まったようです。

12年前、護道が逮捕し、既に出所していた青柳(浜田信也さん)による犯行でしたが、皆実はあたかも護道が犯人の可能性があるかの如く振る舞い油断させ、青柳が護道を殺そうとする寸前で介入し、見事逮捕。

新たな事実として、護道は殺人犯として服役している鎌田國士(津田健次郎さん)の息子であり、養子として護道家に引き取られたていたことが判明。また、現在は犬猿の仲の佐久良とは、過去に付き合っていました。


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