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出会いと再会&新たなる挑戦…今週の『らんまん』


江戸時代末期、土佐の裕福な商家に生まれた、後の天才植物学者・槙野万太郎(森優理斗さん→小林優仁さん→神木隆之介さん)。東京帝大植物学教室の助手として研究に没頭。理不尽な目に合うも、夢のために情熱を失わず突き進んでいく、朝ドラ『らんまん』の第24週「ツチトリモチ」。

植物図鑑完成間近ながら、万太郎が自信を失っていた月曜日。助手の虎鉄(濱田龍臣さん)は、何百年も残り続けるものになると励まし。その頃、寿恵子(浜辺美波さん)の待合茶屋「山桃」には、逓信省鉄道庁の相島圭一(森岡龍さん)と実業家の小林一三(海宝直人さん)が来客。

相島は「鯛の漬け焼き」、小林は「オランダなます」を注文。寿恵子は弘法湯の下男・迅助(武井壮さん)や居酒屋店主・荒谷(芹澤興人さん)を巧みに使って、二人を満足させました。

寿恵子が「山桃」を開店してから5年後の火曜日。、酵母菌の研究をしている藤丸(前原瑞樹さん)が、酒蔵再興を願う竹雄(志尊淳さん)と綾(佐久間由衣さん)に研究成果を報告。

その頃、万太郎の元に博物学者の南方熊楠から、新種検定を依頼する標本が届き、その情熱に万太郎は喜び。虎鉄と万太郎の娘・千歳(遠藤さくらさん)に恋の予感⁉

南方からハチクの開花した標本が届いた水曜日。翌年起こった日露戦争を経て、渋谷は一気に開発が進み、「山桃」も大繁盛。そんな中、相島から「山桃」をある人物のために貸し切りたいという申し出。その人物とは土佐出身で…。

万太郎に、南方と共同研究することになった野宮(亀田佳明さん)から手紙が届き。国がすすめる神社合祀の危うさを知り。同じように危機を訴える南方の手紙は徳永教授(田中哲司さん)にも届いていて、「植物学教室教授として命ずる。深入りするんじゃない」と言われた万太郎。

大学内部で、寿恵子の店が水商売だとして、誹謗中傷されていたことが明らかになった木曜日。徳永はなんとか万太郎をかばっていたようですが、「もう目立つな。いいか槙野、私もこれ以上はかばえない」と。また新展開へのフラグ。

土佐の自由民権運動で万太郎が知り合った早川逸馬(宮野真守さん)が、寿恵子の店に現れ。話している内に、早川の脳裏に万太郎が浮かび…長屋に帰った寿恵子と共に現れた早川。二人は感激の抱擁。後日、資産家の永守徹(中川大志さん)を紹介され、植物標本の保管と図鑑発行費用の申し出。

「生きた証」と悲壮な覚悟で兵役に行く永守に、スポンサーの件は生きて帰るのを待つと万太郎が回答した金曜日。人生やり切ったという境地よりも、是が非でも帰らねばという想いが、戦場で生き残る可能性を少しでも高めるのでしょう。

竹雄と綾は沼津の酒蔵を買い取り、藤丸と共に新たな酒造りに挑戦することに。波多野(前原滉さん)と藤丸の別れ、万太郎と竹雄の別れ、泣かせに来た週末。


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