ドラマ日記『鎌倉殿の13人』(第21話)&『マイファミリー』(第8話)
鎌倉時代、源頼朝(大泉洋さん)に学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時(小栗旬さん)が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く大河ドラマ第61作『鎌倉殿の13人』の第21話「仏の眼差し」。
源義経(菅田将暉さん)を失った奥州に攻め込み、藤原泰衡(山本浩司さん)を討ち取る源頼朝。義時・畠山重忠(中川大志さん)らが義経を思い出す中、頼朝は毅然と上洛に向けて動き出す。
奥州を平定し、武力の上での敵はいなくなった頼朝にとって、後白河法皇(西田敏行さん)が最後の課題。上洛後の対面シーンがどのように描かれるのか、興味深い所。にしても、西田さんが一度も立ち上がる場面がないのが気になります。
一方、身寄りのない子供たちを世話することに生きがいを見いだしていた八重(新垣結衣さん)が、新たに鶴丸(佐藤遙灯さん)を預かり。八重の殺された千鶴丸(太田恵晴さん)と重なる名前。川でおぼれる鶴丸を助けようとした八重は亡くなってしまう悲劇。
冷静なはずの三浦義村(山本耕史さん)のうっかり。無駄な筋肉美が逆に苛立たせるという(笑)。三谷幸喜さんは『真田丸』でも、山本さんを“脱がせている”ので、今回も確信犯。
誘拐された小学生の娘・友果(大島美優さん)を取り戻したゲーム会社社長の鳴沢温人(二宮和也さん)と、妻・未知留(多部未華子さん)のその後を描くノンストップファミリーエンターテイメント『マイファミリー』の新章となる第8話。
東堂(濱田岳)が誘拐犯であることが判明した。どうして誘拐を企てたのか、東堂はゆっくりと話し始める。そして語られる真相は、予想し得ないものだった。
温人が目撃した誘拐犯の一人で、会社の部下だった鈴間亜矢(藤間爽子さん)は、東堂の義理の妹だと判明。停滞する5年前に誘拐された東堂の娘・心春(野澤しおりさん)の捜査を活性化させるために、模倣犯として友果を誘拐したと告白。
しかし、2件目以降の誘拐は真犯人に指示された東堂たちが止む無くやったもの。真相を知った温人たちに真犯人から連絡。警察に通報したとして取引中止され、誘拐された実咲(凛美さん)の居場所に向かったのですが、血を流して倒れていて…。今だ犯人の予想つかず。考察に向かない人間(笑)。
本ドラマで重要な役どころとなった鈴間役の藤間さんは、日本舞踊紫派藤間流の家元・三代目藤間紫。朝ドラ『ひよっこ』であかね荘の大家・立花富(白石加代子さん)の若い頃を演じたのドラマデビューとか。気が付かなかったなあ。
余談①:本日のラジオ『赤江珠緒たまむすび』のゲストはさだまさしさん。「さださんが大吉さんの歌をつくっていた(「飛梅」)!?」「所有する無人島は金食い虫」などさまざま話題が出て、「我が家の家訓は、人生どうにかなる」のお言葉をいただきました。数十億円の借金を完済したお方。
余談②:今夜は姉が送ってくれた四万十川の鰻と赤ワインで晩酌。いい鰻だったなあ。できれば塩焼きも食べたかったですが、それは贅沢というものかな。自分で買って来いっていう話。
予告:最近TVerで配信された『空飛ぶ広報室』第1話~3話を2周目。明日はその記事をUPします。いや、本当に楽しいし、毎回新たな発見があります。