見出し画像

ドラマ日記『競争の番人』(第7話)

天才で理屈っぽいひねくれ者の小勝負勉(坂口健太郎さん)と、実直で感情のままに行動する元刑事・白熊楓(杏さん)の二人による、公正取引委員会を舞台にした、凸凹バディのエンタメミステリー『競争の番人』の第7話。

白熊が1人で担当することになった調査案件は、大手通販サイト『三ツ星マーケット』の自社オリジナルブランド『アンカレント』の再販売価格維持。白熊が『三ツ星マーケット』に立入検査を行うと、会社側も調査に協力的。しかし、実は再販売価格維持以外に隠していることがあった。

会社側の協力姿勢に、途中で調査を打ち切った白熊。それを聞いた小勝負は「表面的なものにとらわれちゃダメです。実は選んでいるようで、選ばされていたりするんです」と釘をさす。これって、小勝負自身の明らかにされていない案件にも通じるセリフなんでしょう。

不正なランキング操作が行われていたことを突き止めた白熊。ブランド事業部長の黒崎(雛形あきこさん)のクリエイターとしての感情に訴え、証言を得ることが出来ました。全11話だとすると、いよいよ終盤かな。

余談:「『競争の番人』は、テレビ業界や芸能界を描けるか?」という碓井広義さん(メディア文化評論家)の記事が面白かったです。


この記事が参加している募集

テレビドラマ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?