新ドラマ『プロミス・シンデレラ』&『ボクの殺意が恋をした』ほか

今や「日曜劇場」と並ぶTBSの看板枠になってきた「火曜ドラマ」。『ダメな私に恋してください』(2016年)以降、漫画原作のラブコメ路線が基本でしたが、ここ4作品はオリジナル作品が続いていました。

そんな中、同枠7月期の作品が、橘オレコさんの漫画原作『プロミス・シンデレラ』に決定。崖っぷちバツイチアラサー女子と金持ち高校生によるラブコメで、主演は、朝ドラ『エール』(2020年)や『ストロベリーナイト・サーガ』(2019年)の二階堂ふみさん。

脚本は、『LIAR GAME』(2007年)や『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』(2015年)の古家和尚さん。プロデューサーは『マルモのおきて』(2011年)の橋本芙美さん。古家さんとは『メイちゃんの執事』(2009年)以来のタッグかな。

夫から一方的に離婚を告げられ、無一文、無職、宿無しになった人生崖っぷちのアラサーバツイチ女子(二階堂さん)が、金持ちでイケメンだが性格のすこぶる悪い男子高校生に目をつけられ、金と人生を賭けた“リアル人生ゲーム”を繰り広げていく新感覚ラブコメディ。

『家政婦のミタ』(2011年)の子役時代から、順調にキャリアを重ねている中川大志さん。大河ドラマ『真田丸』(2016年)では豊臣秀頼役を任され、朝ドラ『なつぞら』(2019年)ではヒロイン(広瀬すずさん)の夫役。次の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年)への出演も決定済み。

そんな中川さんが、プライムタイム帯ドラマ初主演となる『ボクの殺意が恋をした』が情報解禁。“間が悪い”殺し屋が主人公のラブコメだそうで、映画『翔んで埼玉』(2019年)の徳永友一さんのオリジナル脚本。中川さん絡みでいうと『水球ヤンキース』(2014年)がありますね。

育ての親の仇を討つため、「殺し屋家業」を継ぐことを決意する男虎柊(中川さん)。暗殺ターゲットの女・鳴宮美月なるみやみつきに近づくが、自らの間の悪さが災いして、どうしても殺せない…。逆に、危険が迫るターゲットを守ってしまう。恋に落ちてはいけない二人が、まさかの恋に…。

情報解禁より一日早い、東京スポーツの記事によれば、美女役は新木優子さん。二人の間に割って入り、謀略や色仕掛けなど、あらゆる手段を使って、中川さんを寝取ろうとする悪女役が、田中みな実さんだそうです。さて、この推測記事は当たってるのかな?(タイトルと放送枠は正解してました)

毎クールの連続ドラマで、ジャニーズ主演が0になることはありません。なぜなら、ジャニーズ主演専門ドラマ枠が、現在3つあるからです。日本テレビの「シンドラ」、テレビ朝日の「オシドラサタデー」、そしてテレビ東京の「ドラマホリック!」です。

同枠で7月からスタートするのが、Kis-My-Ft2の北山宏光さん主演『ただ離婚してないだけ』。本田優貴さんのマンガが原作のサスペンスで、脚本は『みんな!エスパーだよ!』以来、テレ東ドラマ常連の田中眞一さんほか。妻役には、『フルーツ宅配便』でも名演を見せた中村ゆりさん。

フリーライターの正隆(北山さん)と、中学校教師の雪映(中村さん)は、結婚7年目となる夫婦ながら、関係は「ただ離婚してないだけ」。しかも正隆には、新聞配達員の萌という不倫相手がいて――。いつ自分の身に起こっても不思議ではない、史上最も恐ろしい“衝撃の不倫サスペンス”。


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