永浦家の事情…先週の『おかえりモネ』
気仙沼に帰ったモネ(清原果耶さん)が、地元で気象予報士&DJとしての第一歩を踏み出した第20週につづく、朝ドラ『おかえりモネ』第21週「胸に秘めた思い」。永浦家の人々が、家族にも言えなかった想いが語られました。
月曜日、みーちゃん(蒔田彩珠さん)が東京の大学から研究者として誘われていることが判明。また、モネは菅波先生との関係を、両親に「いずれちゃんとします」と語り、交際順調であることが明らかに。謎の赤マフラー中学生・あかり(伊東蒼さん)が登場。
火曜日、りょーちん(永瀬廉さん)と飲んでいたみーちゃんが酔い、その関係性のモヤモヤをモネに打ち明ける。「いつもこの時間に帰される」というみーちゃんのセリフが様々な憶測を呼び、ネットをざわつかせていました。手を出さないりょーちん、出して欲しいみーちゃん、みたいな。
水曜日、龍己(藤竜也さん)が永浦水産を廃業しようと考えていることが判明する中、みーちゃんは再び感情爆発。大学での研究の誘いや家業を継ぐこと、そしてりょーちんの件で混乱。
木曜日、モネの仲介で、亜哉子(鈴木京香)と元生徒のあかりが再会。その後、震災時に学校で取ろうとした行動への罪悪感を告白。また、気仙沼編で出番が少ない「#俺たちの菅波」が登場。モネの「先生の言葉は時々きついけど、私にはないと困る」に、「頑張れ」とエール。
金曜日、亜哉子の告白を受けて、永浦水産継続に同意した龍巳。再び永浦家にやって来たあかりに勉強を教える亜哉子の楽し気な姿を見て、開塾を提案する耕治(内野聖陽さん)。みーちゃん案件は残ったものの、ひとまず永浦家に平和が戻りました。
家族であれ夫婦であれ、以心伝心というわけではなく。言わなければ伝わらないことも多く、むろん各々に秘密もある。最近の日本では、殺人事件のおよそ半分は家族間殺人という話もあるぐらいです。
菅波のアドバイスを受けて、モネがラジオで語った「みなさん、ちょっと痛いなって、しんどいなって思ったら、心に溜めていること、言えないこと、少しだけでも外に出してみてください。声を、聞かせてください」が、永浦家の人々の心に響いたような一週間でした。