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ドラマ日記『ミステリと言う勿れ』(第5話)

かつて身に覚えのない殺人容疑をかけられた大学生・久能整(菅田将暉さん)が、事件を解決する『ミステリと言う勿れ』の第5話。本作のヒロイン問題が浮上。

爆弾魔事件で頭を打った整は念のため、病院で検査入院をすることに。その夜、整が寝ようとすると隣のベッドの老人から声をかけられる。老人は牛田悟郎(小日向文世さん)と名乗り、定年退職した刑事だと言う。

先週の『あさイチ』プレミアムトークに出演していた風呂光役の伊藤沙莉さん。大吉さんから「月9のヒロインもしていますよね」といわれていて。あらためて、ヒロインなんだと認識したところ(原作では違いますが)。

前半は、実はすでに亡くなっていた牛田と整による見応えある会話劇。牛島の元相棒役の相島一之さんの芝居も良かったなあ。後半は病院内掲示物に隠された暗号を、牛島が残した本であるマルクス・アウレリウス「自省録」を使って整が読み解き、ライカ(門脇麦さん)と出会う展開。

二人が出会う場面を微妙な顔で伺い、去っていく風呂光のシーンで、恋愛要素を入れてきた月9。原作改変が吉と出るか凶と出るか。ライカと風呂光のどっちがヒロイン問題は、『麒麟がくる』における門脇さんと川口春奈さん(&木村文乃さん)にも似て。


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