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新ドラマ『私の正しいお兄ちゃん』&『ひまわりっ』&『ねこ物件』

現在、フジテレビ(関東ローカル)で放送されている令和版『東京ラブストーリー』。アニメやラジオなどもそうですが、以前ならば「関東ローカルか…残念…」と地方の人間は思っていたものです。

しかし、現在では「TVer」や「radiko」がありますので、合法的に視聴(聴取)できますから、例えば関西のバラエティー番組『マルコポロリ!』は放送エリア外の人も見られますし、『安住紳一郎の日曜天国』もリアルタイムで聴けるわけです(radikoプレミアム)。

そんな関東ローカルの新ドラマ『私の正しいお兄ちゃん』が1月10日からスタート。今年10月からFODで配信されていたものを地上波放送するもので、古川雄大さん主演、モリエサトシさん原作漫画を実写化したクライムサスペンス。共演は山谷花純さん(劇場版『コード・ブルー』の花嫁役)。

大学生の理世(山谷さん)は、アルバイト先で、ずっと会っていない兄に面影の似た海利(古川さん)という青年に出会う。理世は、海利に惹かれていき…。しかし、海利のアパートで見てしまった日記には「人を殺した罪からは逃れられない」という文章が…。

ドラマ化された原作漫画が一番多いのは、たぶん『東京ラブストーリー』や『恋する母たち』などの柴門ふみさんだと思いますが、その次ぐらいに来る女性漫画家というと、東村アキコさん。

『主に泣いてます』(2012年)、『東京タラレバ娘』(2017年)、『海月姫』(映画版2014年、ドラマ版2018年)、『偽装不倫』(2019年)、『美食探偵 明智五郎』(2020年)。一番の傑作『かくかくしかじか』の実写化はまだかな。

そんな映像化作品が実はもう一つ。それが、東村さんの初期作品をテレビ宮崎がドラマ化した『ひまわりっ 〜健一レジェンド〜』(2020年)。この度、続編が来年春に放送されるそうです。主演は平祐奈さん、共演に高橋克典さんと井上祐貴さん。脚本は、俳優でもある池田テツヒロ(鉄洋)さん。

宮崎を舞台に主人公・アキコ(平さん)が、突拍子もない言動で周囲を困惑させるマイペースな父親・健一1号(高橋さん)と、超天然な彼氏候補・健一2号(井上祐貴さん)に振り回されながらも漫画家を目指す姿を描く、宮崎あるあるネタがたっぷり詰まった超ローカルコメディ。

テレビに猫を登場させると、視聴率が上がると言われてずいぶんたちます。有名なのは、ニュース番組で自由に猫を歩き回らせる演出が斬新だった『田勢康弘の週刊ニュース新書』。さすがテレビ東京と思ったものですが、NHKも船越英一郎さんMCの『ごごナマ』にネコ編集長を起用していました。

ドラマに猫を登場させるのも常套化。朝ドラでは『あまちゃん』『半分、青い。』『スカーレット』『おちょやん』など、印象に残るシーンに登場したり、癒しの存在として機能。『おかえりモネ』では「#俺たちの菅波」登場時の鳴き声だけでしたが、『ハンオシ』では「おもち」となって転生。

『おじさまと猫』『きょうの猫村さん』『猫』など、猫がメインのドラマも増えましたが、来年4月から新ドラマ『ねこ物件』が放送されるそうです。主演は古川雄輝さん。脚本は『おいしい給食』『柴公園』の綾部真弥さん。

人付き合いは苦手ながら、猫付きシェアハウスのオーナーになった、猫を愛する男・二星優斗(古川さん)と、同居人たちの人生模様と、猫を通じて人とのつながりや新しい家族の形を描いた、癒し猫エンターテイメント。


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