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女優ノート『有村架純さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回はドラマ『姉ちゃんの恋人』に主演している有村架純さん。

朝ドラヒロインを務め、『紅白歌合戦』の司会も2度務めるなど、今や国民的女優の有村さん。デビューから10年の間には、スキャンダルもありましたが、今やそれも小さなことに感じるほどの大活躍。

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まずはデビュー間もない2011年。有村さんの映画デビュー作となる『阪急電車 片道15分の奇跡』。関西の阪急電車沿線を舞台にした、ハートフルな群像劇。何度見ても感動する傑作。

有村さんは大学受験に悩む高校生役。社会人の彼氏(玉山鉄二さん)とはプラトニックだったけれど、あることがきっかけに自暴自棄となり、ラブホテルに向かい…という役どころ。いかにも初々しい有村さんが新鮮。

ちなみに、同映画の三宅喜重監督&岡田惠和さん(脚本)は、『姉ちゃんの恋人』でも再タッグ。

次はやはり外せない朝ドラ『あまちゃん』(2013年)。社会現象にもなったこの作品で、有村さんは主人公(能年玲奈さん)の母(小泉今日子さん)の若き日を演じました。

通常はこうした役の場合、本役に比べると出番少なめですが、有村さんはもう一人の主人公ともいうべき大活躍。祖母役の宮本信子さんとの対決芝居もお見事でした。

最後はドラマ『中学聖日記』。中学校教師(有村さん)と生徒(岡田健史さん)の禁断愛というテーマだったためか、ずいぶんバッシングされましたし、低視聴率にも苦しみましたが、結果的に純愛ドラマの傑作となりました。

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