俳優ノート『野間口徹さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、2021年春ドラマ『DIVE!!』＆『珈琲いかがでしょう』に出演する、名バイプレイヤーの野間口徹さん。

2007年、ドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』で公安の田中一郎役で一躍注目を集めた野間口さん。以降も『謎解きはディナーのあとで』（2011年）、『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』（2017年）など警察官役多数。前クール『天国と地獄〜サイコな2人』（2021年）でも、いい味出してました。

警視庁捜査一課の刑事・ 望月彩子（綾瀬はるかさん）は、努力家で正義感が強く、気が強く、それに加えて上昇志向も強い、慌てん坊な35歳。ある殺人事件の容疑者を、自らの手で逮捕する大チャンスが到来。しかし、不運にも、その男・日高陽斗（高橋一生さん）と魂が入れ替わってしまう──。

そんな野間口さんは朝ドラの常連。『ゲゲゲの女房』（2010年）の引越し業者役から、『エール』（2020年）の喫茶バンブーのマスター役まで6作品。ここでは、『あまちゃん』（2013年）の胡散臭い「岩手こっちゃこいテレビ」のディレクター役を挙げておきます。

母・春子（小泉今日子さん）に連れられ、東京から初めて北三陸にやってきたヒロイン・天野アキ（能年玲奈さん）は、祖母・夏（宮本信子さん）と出会う。祖母に憧れて海女を目指すアキは、やがて地元アイドルに。ヒロインの笑顔が元気を届ける人情喜劇。

【コラム】野間口徹＆真飛聖、コミカルさの裏にあるリアリティ　『となかぞ』小宮山夫妻が気になって仕方ない#野間口徹 #真飛聖 #となかぞ@tona_kazo
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— リアルサウンド映画部 (@realsound_m) February 19, 2018

『相棒』（2016、2017年）や『あなたの番です』（2019年）などの怪演作品もいいのですが、最後は普通の役で『隣の家族は青く見える』（2018年）。恐妻の指示に渋々従う、早期退職夫といった役どころが似合い過ぎる（笑）。ちなみに、妻役は『その女、ジルバ』のみかを演じた真飛聖さん。

奈々（深田恭子さん）と夫の大器（松山ケンイチさん）は、“コーポラティブハウス”を購入したことをきっかけに、子作りをスタート。ところが、そう簡単には子どもは授からず…。個性的な隣人たちや、大器の両親、奈々の実の母親らが起こす大騒に巻き込まれつつも、妊活に立ち向かっていく。

隣の家族は青く見える DVD-BOX