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初めて高学年を持つ先生への指導

こんにちは!
今年は初めて高学年を担任することになった先生とも組んでいます。

『まず何に、特に力を入れて取り組めば良いですか?』


以前、同じように初高学年だった先生とも組んだことがありましたが、あの時は残念ながら力及ばずで、その先生には辛い思いをさせてしまうことが多かったです。その反省も踏まえて、今回最重要ポイントとさせていただいたのは、「授業力」でした。


授業ごとの『悪問』を作っている中でも、
「この時間、どんなことが分かるようになってほしいのか」や
「この問題でどんなつまづきやミスが出てくるか」というのはよく考えています。『悪問集』の販売も行っていますが、単元全体を通して、この単元を活用して表現力や計算力、思考力を高めていってほしい!という思いで結構張り切って、時間をかけて作成しています☆彡実は…(笑)

4年生「大きい数のしくみ」https://note.com/akumon_hirakata/n/ne589520ad508

4年生「わり算の筆算(1)」
https://note.com/akumon_hirakata/n/n5fa9c51a91a2


算数も国語も理科も社会も、必ず授業者はこの、「この時間に何を考えさせたいか」を精査しておけば大丈夫、と伝えました。間違っても「教科書にあるから何となく」「指導書にこう書いているから」ではありません。

「この時間に何を考えさせたいか」を精査できている状態は、「授業者が教材を通して明確なめあてを持っている」状態とも言えます。こうなると、児童の発言の拾い方、返し方、広げ方が必ず変わってきます。「先生はこの教材を、こう料理したいんだな」と高学年児童には伝わります。

押し付ける授業はよくありませんが、その辺りの技術はまた少し先の話です。押し付けられるくらいその教材を読み込んでいるのであれば、児童は授業を聞くはずです。

「私たちは保護者でも、監視者でも、引率者でも、友だちでも、放課後児童クラブの先生でもない。学校の先生なのです。学校の先生である以上、授業力で勝負しなさい。」
発問、児童心理、児童理解、発達教育、作文、業務改善、校務分掌…この業界は、研究し出すと果てはありません(笑)しかし、まずは一本、「教材を読み込む力」からある程度の「授業力」を身に付けなければ、学校の先生とは言えません。

だから、私の学年では宿題の丸付けがありません。
そんな仕事を、している時間がありませんので。
重要視するものをしっかり守りつつ、今年こそは初高学年の先生が毎日をそこそこハッピーに過ごせるようにしていきます☆彡

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