アケサカシンタロウ(メディア企業のマーケター)

エンタメのマーケティングのお仕事をしています。

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最近の記事

令和時代のアイドルに必要なストーリーテリング

いきなり大それたタイトルを付けてすいません。テレビ業界でマーケティングをやっている、しがないマーケターです。 今日は、以下の記事を読んで大変興味深いなと思ったことがあります。 記事の中に年代別の好きな女性アイドルランキングが載っているのですが、10~30代の部分を引用しますとこんな感じです。 どうでしょう。乃木坂46やPerfumeが人気なのは誰もが知っていることだと思うのですが、多くの古参のアイドルを差し置いて「NiziU」と「豆柴の大群」が入っています。それぞれのグル

    • ZOOMでYouTube Live配信したときのYouTubeでの見え方

      ZOOMの2020年9月のアップデートにて、スポットライトビデオが複数設定できるようになりましたね。 ちょうど仕事で「複数パネリストがいるウェビナーで所定の二人に表示を固定した状態で、そのままYouTubeにもカスタム配信したい」という状況になったので、これ使えばうまくいけるんでは?と思って色々試したのですが結論うまく行きませんでした。 色々試してわかったことを共有しておきます。 スポットライトビデオとはZOOMには「スピーカービュー」と「ギャラリービュー」ってのがありまし

      • 逆境をチャンスに、豆柴の大群の見事なプロモーションに脱帽

        豆柴の大群がメジャーデビューCD発売から4日で東京ドームでソロイベント。そんなニュースを目にして、よくよく考えるとプロモーションとしてすごいなって思ったので少しポイントをまとめようかと思います。 ニュース見出しの作り方の巧みさ渋谷でリアルかくれんぼ、109にフライング謝罪広告、シングルの中にアルバムデータを隠しトラックで全部入れる。など、毎度のことながらWACK所属グループの奇抜なプロモーションはすごいなと思うばかりなのですが、今回は水曜日のダウンタウンのクロちゃん企画から

        • 注目の音楽系YouTubeチャンネル、THE FIRST TAKEは何がすごいのか

          最近、存在感が増しているなと思って個人的に注目している「THE FIRST TAKE」というYouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UC9zY_E8mcAo_Oq772LEZq8Q/featured 「THE HOME TAKE」は、アーティストの自宅やプライベートスタジオから、一発撮りで届けるYouTubeコンテンツ。 ということで、アーティストたちが一発撮りで伴奏に合わせて歌唱するというコンセプトで、実力派かつ様々な個

        令和時代のアイドルに必要なストーリーテリング

          YouTubeに「有名芸人の参入」相次ぐ3つの理由の自分的解釈

          https://toyokeizai.net/articles/-/344854 この記事、概ね同意なんだけどもうちょっとスッキリ整理できるなーと思ったのでポスト。 芸能人がこれだけYouTubeに参入する要因はなにか。3点で説明します。 1.ビジネススキームが独自であること基本的に、メディアビジネスはスポンサーがお金を払うので、スポンサーがつかないようなコンテンツは価値がありません。ココで言うスポンサーは、テレビに出稿をするような、資本規模がありブランドを気にするような広

          YouTubeに「有名芸人の参入」相次ぐ3つの理由の自分的解釈

          BiSHやBiSを輩出、WACKはいかにして人気事務所になったか。その行動力と商才。

          コロナウイルスがの影響で軒並みライブなどの不特定多数が狭い空間に閉じこもるイベントが中止になっています。 事務所や興行主によって対応は延期だったり、中止だったり、無観客配信ライブにしたり、そのまま実施したりと様々です。 そんななか、BiSHやBiSをはじめ水曜日のダウンタウンで話題になった豆柴の大群などのアイドルが複数グループ所属している事務所、WACKは見事な対応だと思ったのでまとめました。 もともとはWACK TOUR 2020 "WACK FUCKiN’PARTY"

          BiSHやBiSを輩出、WACKはいかにして人気事務所になったか。その行動力と商才。