Day 6. 近すぎない?

天気予報通り

どっよーーーん

明け方に雨が降ってそうな音はしてたけど
(あとから聞くと、かなりの大雨だったそう笑)
朝方は何とか持ちこたえてくれてるみたい。

どうか天気よ、持ちこたえてくれ。

ちなみに今日と明日、
初の同じキャンプ場に2連泊。

遠くのすみーーーにあるのが我が家。

他の泊まり客なし(笑)

ソーシャルディスタンスを取る相手がいない(笑)

今晩も誰も来なければいいなぁー。
大きな独り言。

今日はテントとか持たず、
荷物なしで移動できるので
楽かも♪

天気の快復を願いつつ
この旅行のそもそもの目的地へ出発。

20分ほどして
また例のごとく、
走っていた自転車道が途切れ、運河へ。

あれ…

船がない。
人もいない。

これどうするの…

向こう岸で既に渡った人が何か言うてる

オランダ語で分からない…(笑)

いまだ戸惑っている私たちに
今度は何か、手を上下にして押す仕草。

あ、
この赤いボタンを押せって言う事やない??

押して見る。

どこかで

カチャ。ブーゥン。カチカチ…

と鳴り出す。

突然この左手のハンドルが動き、

両岸をつなげているチェーンを巻きながら
無人渡し船がこちらへ…
(動画もあるけどあとで載せます)

なんだこのハイテク??は!!

これが海面下の国の移動路なのか…

なんか
不思議な感動を覚えました。

そしてここから更に20分ほど行くと

おやまた
自転車道が運河の方へ。

はいはい、任せてよ。

ボタンでしょ。
ボタン押せばいいんでしょ。
はい、カチッ。押した。

しーーーん

もう一度押すも、同じく無反応。

まず乗り場への道が荒れていた


&
無反応

ということから

この乗り場、
今は使われていないのかも!?

と理解、、

理解、、はしたけど
じゃあどうやって行くの。
水路が異様に多いよこのエリア。

調べると
また来た道を戻って橋のある場所へ行かねば行けなかった…

またか。

3歩進んで4歩下がる

的な。

ま、今日は荷物もないことだし。

良かろう。

途中、
太めの羊が横たわるコーナーを曲がる。
自転車道の表示に従って自転車をこいでいく。

と、なんか見たことある風景。
水路に家畜、農家。
オランダの風景に慣れて来たのかな。

と坂を登ると
さっき見た太めの羊が同じ姿勢で寝てる。

ねぇ。私ら、道間違えてない?!

何度もお邪魔してごめんね、と挨拶すると
よっこいしょ、といった感じで起き上がって

何かくれるのを待つ羊。

仕方なし、柵の外に生えた草をあげた。
ムシャムシャ食べてたけど、
羊さん、
あなたの周りにも同じような草は生えてますよ。
たくさん。

自転車道は曲がるところを間違えると、
携帯やらGPSデバイスを見張っていない限り、
自分の間違えに気がつくまで、
時間がかかる(笑)
今回はこの羊のおかげで気がつけたけど
また更に20分くらい余分に走ってしまったよ。

昨日の山道で足、パンパンなのに…(T_T)

それからまた1時間ほどして

更に水路が増えてきた

水路をベースにした生活風景が広がるエリア

大量の藁?が運ばれている…

そしてついに。

この自転車旅行で1番行きたかった目的地

Giethoorn到着!

車では入れない、とされている村。
(実際は近くまでは車でも行けるけど)

茅葺屋根の古い家屋が並ぶ

どこもお庭が綺麗!!

オランダのベネチアとも呼ばれるこの村は
水路がたくさん敷かれていて
とにかく美しい!

今年は観光客も少なめ?のようで
静かな村、という印象。

素敵だったなぁ。

ゆっくりまわって

軽く夜ご飯食べて

村の雰囲気を堪能しました。

帰り道も同じ経路で
今度は間違えることなく。

若干の晴れ間が見え始めた夜19時。

結局今日も80kmくらいを走ってたみたい(笑)
もうヘロヘロ。

21時過ぎ
無事にお家に到着

日も傾いてくる時間。

キャンプ場の横の草原に
馬が離されていたので
1頭に触れようと近づくと

みんな来た(笑)

なんと美しい馬たち。
ここの農家は
競走馬や馬術用の馬を育てているみたいで
なんでも他のEU諸国や北米からも買付にくるらしい。

すごい。
それにしても美しい。

そしてひととき馬と戯れ、
私たちは自分テントへ戻りました。

すると

今朝はキャンプ客は私たちだけだった敷地に
今日はもう一つテントがたっていた。
オジサマ一人、
テントの横で読書をされている。

ねえ
オジサマ。

こんなに敷地があるのに

こんなに
ソーシャルディスタンス
詰める必要

どこにあるの

小声で

なにこれ。


二人でブツブツいいながら

すぐシャワー浴びて
疲れて
すぐ気を失ったけどさ。。

それにしても近いよ、オジサマ。

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