一緒に創っていく
今日のBLOGは僕の思いを何も考えず淡々と記していく、そんなBLOGになります!文章力が低くなることをお許しください!
児童福祉に就職をしたのが21歳の時でした。放課後等デイサービスという名称すらもわからず求人情報には「障がいをもった子供たちの見守りだけお願います!」とたったこれだけの文章でした。これは求人や会社の方針が悪いのではなくて、「放課後等デイサービスとは」という根本的なところを一般の法人がしっかりと理解できていなかった為に「支援」とか「療育」という言葉と放課後等デイサービスがうまくかみ合っていなかったんだと思います。
この頃は管理者がいれば「児童指導員」や「保育士」といった資格を保持しているスタッフではなく未経験のスタッフで子供たちをお預かりすることができました。これも未経験のスタッフだから安全じゃないとかそういう話ではなく、専門的な知識を学ぶ環境がない中での支援は障がいを持った子供たちをお預かりする中で「専門的な支援」ができているかどうかが僕が過ごしてきた中で放課後等デイサービスの課題だと、放課後等デイサービスを少しわかりだした頃に思ったことでした。
そんな中、法律の見直しがあり必ず「児童指導員」や「保育士」などの資格保持をしているスタッフがいる状態を確保しなければならないという法律にかわりました。僕はまだ勉強不足の為、お国で決めたこのルールの意味をしっかりと把握はできていないです。ですがスタッフは見守りなだけでテレビを見て終わり。テレビゲームをしておわり。など、毎日の過ごし方に「支援」という項目が見当たらない事業所が多くあるという問題点を聞いていたので僕の中で資格保持者がいる状態を作ったということはそういうことだな~。と勝手に解釈しています。(個人的意見です)
では僕は児童福祉で経験してきた約10年で「専門的な支援」を語れるかといったらそうではありません。十人十色という言葉があるように、出会った子供たちやご家族、それぞれの色がある中で、マニュアル化された支援を行うのは違うと思っています。経験は支援方法や解決策を探すヒントでしかなくて、経験を正解だと捉えることで「あの子はこうだ」「これじゃないとだめだ」という傲慢な自身の経験で凝り固まった支援ではなく押しつけになると思っています。その経験を元にこれから出会う子供たちとまた経験をして
支えてあげられるような存在になっていかなければと感じています。
僕の友人(Aと言う)が障がい者施設に勤務していて、上司が引き継ぎをするため会話をしていると利用者さんがAさんに今日あった出来事を早く言いたくてお話してきたそうです。その時上司が利用者さんに「今話してるんだから、黙ってなさい」と一言放ち、利用者さんは下を向いてしまいました。その時Aさんは「ごめんね、お話が終わったらたくさん聞かせてね」とフォローしたそうですが、上司はいつもそういった口調のようでAさんの言動にも特に何も示さなかったそうです。
この方は「私の言うことは聞く」と言っているそうですが、言葉や態度の圧で「言えないようにしている」だけだとAさんは感じているといっていました。きっとこの上司は今までもこうやって何人もの利用者さんに対応してきてそれで私のいうことは聞いていると思い込んでいるのかなと感じます。この方法しか知らなくて、この方法でうまくできたからこれでいいんだとずっと利用者さんとの関係のつくりかたが更新されないままいるんだとこの話を聞いて思ったことでした。
当たり前なことですが、僕たちが関わっているのは「人」です。相手に「感情」があるということを忘れて接する人がいます。傲慢な支援や、経験を正解だと思っていると、相手は何を考えているのかさえ考えなくなります。
今関わる子たちが、「何をしたいのか(欲求)」「何ができたら喜ぶのか(目標)」「できるようになるにはどうするのか(課題)」を毎日の中で一緒に考えたり、スタッフで考えて本人とも話したり実践してみたり、そういった毎日を一緒に「楽しい」と感じてくれる場所を今後も創っていきたいと考えています。
画像も何もないただただ思うままに書き留めましたが時々こういったBLOGも良いでしょう!また更新致します!
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