まかろん

昭和生まれ、2児の母。 「ねぇ、どうして?」という位、色んな事が巻き起こる平凡な日常を…

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昭和生まれ、2児の母。 「ねぇ、どうして?」という位、色んな事が巻き起こる平凡な日常を記録するために始めました。 子育てのこと、仕事のこと、日々頭の中で考えていることをひとつずつ記していく場にしたいです。

最近の記事

「推し事」の話

私は、好きなアイドルや歌手、俳優はあまりいない人生を送ってきた。 多少いても、いわゆる「推し」のレベルまでの好きではなく、 Myojoをクラスの誰かが買ってきて、キャーキャー言っているのを一緒にのぞき込んだり、(当時の友人は高橋直気くんと、川野直輝くんが好きだった)SMAPの中で誰が一番好きかという話で盛り上がったりする程度だった。 社会人になってから同僚がガチのファンで、当然ファンクラブには入り、コンサートがあろうものなら何公演もチケットをとって追いかけて、アイドルが出る

    • ひきこもりの兄弟の話

      「兄弟は何人ですか?」という質問に私はドキドキしながら「弟がいます。」と答える。 すると、相手は弟は一人だと思い、その場をやり過ごすことができる。 そんな日々が何年も続いている。 私には、弟は二人いる。それを堂々と言えないのはすぐ下の弟がひきこもり状態にあるからだ。 きっかけは学生時代からの不登校だった。最初のころは、何の衒いもなく弟がいることも、弟が不登校気味であることもひきこもりがちであることも言えていた。しかし、一般的に多くの人が学生時代を終えて社会に出るころになっ

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      • 保険外交員に勧誘された話

        保険外交員に勧誘された。 生命保険に入ることを勧誘されたのではない。 いや、生命保険ももちろん勧められたが、保険外交員になることを勧誘されたのだ。 その経験を書きとどめておきたくてnoteを開いた。 結論から言うと、私は保険外交員になってはいない。 保険外交員という職業は、社交的で世話好きな人だったり営業という仕事が好きな人だったりが向いているんだろうなぁ、と思うが私は全くその素養がなく、保険外交員をされている方は自分にないものを持っているので尊敬はするが、自分がなりたい

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        • 警察のお世話になった話

          今は昔、20代前半の頃、警察のお世話になったことがある。 痴漢で。 ちなみに、私は、痴漢をしたわけではなくされた方である。 犯罪被害者(と書くと重々しいが)として、警察の方にお世話になったのだ。 当時、私は電車通勤をしていた。 田舎なので、通勤ラッシュの時間帯でも隣の人との間に人が0.5人くらいは入れる位の距離が開いていて、隣の人と密着することはまずない。これで痴漢してたらすぐにばれるし、こんなところで痴漢をするのはどうかしているという状態。そもそも、痴漢する思考を持ってい

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          登園拒否児だった私と子供の話

          子供の入園準備をしている。 持ち物一つ一つに名前を書き、用意するように指定されたコップ入れ、上靴入れなどなどを縫い、名前を刺繍までしてみた。 私は裁縫が得意ではない。むしろ手先は不器用で苦手だ。 にもかかわらず、買ってもよいとされている入園グッズをせっせと手作り、しかも名前の刺繍までしたのは理由がある。 ひとつは布が有り余っていたこと。 私の母は家政科出身で、今は遠ざかっているがその昔はハンドメイドが大好きで昭和の母たちにあるように私のワンピースはもちろん、自分のスカー

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          専業主婦、資格試験受ける

          専業主婦。子ども、2名。いずれも未就園児。 資格試験を受けることにした。 最終的に合格したいのは、合格率20%の試験。 でも、試験勉強どころか椅子に数時間座るという経験すら何年も離れているので、まずはその下位資格の合格率50%前後の試験を受けようと思っている。 女性のキャリアについて特集している記事などでは、「育休中に資格を」だの「再就職のためには資格を」だの書かれているけれども。 世の中の何人の人が本当に資格を取ったり勉強したりができているんだろうか。 私の場合、資格

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          電車の中での出会い

          その日、私は電車の中で泣いていた。 今から約20年前。大学3年生の私。就職活動まっただ中。 何社受けても全然内定が取れず、受けられる企業は減る一方、そして時間は過ぎるばかりで焦っていた。 その日も就職活動帰り。 結果が思わしくなくて重い気分のところに加えて、携帯に電話をかけてきた母親とちょっとした、だけどその日の私にとっては大きなダメージとなったけんかをした。 母に捨て台詞をはいて電話を切り、そのまま電車に飛び乗った。 通勤ラッシュには少し早い時間で車内にいる人もまばら

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          タイヤがパンクした話

          タイヤがパンクした。 自転車のタイヤではない。車のタイヤだ。 パンクしたのは初めてではない。約10年ぶり3回目のパンク。 一度目は、お盆を2日ほど過ぎた夏の日。 一人で祖父母の墓参りに行った時のことだった。 お墓に参って駐車場に戻ったら、タイヤがパンクしていた。そういえば、来る途中でなんだか走り心地が悪いと思ったんだよね。 さて、どうしたものか、と考えた私は両親の指示を仰ぐこととした。 その日彼らは、車で1時間ほどの父の実家に帰省していた。 時間的には到着して少しのんびり

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