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仕事について考えること


自分がやりたいと思うこと 生きがいと感じることを仕事にしたいと思っていた。
どんなに忙しくても自分がわくわくすることなら頑張れると思ったから。
今までいくつもの仕事をしてきた。
仕事選びで重視したこと。。。
給料がそこそこ 休みの融通がきくこと 安定して働けること
などだったが、夫が患ってから焦って飛び込んだ職もあった。
そこでは周りからの評価はよかったのだが、自分は息が詰まりそうになる場面もあり人とかかわることが怖くてたまらなくなった自分がいた。
こうなるともう、取り返しがつかなくなっていく。
朝仕事に行く前の憂鬱感。仕事に行ってからも頭ではわかっているが行動ができなくなってしまう。
自分の限界を越えてしまうとだんだんと生きていることが嫌になり体のあらゆる場所に痛みや苦しさが出現する。呼吸が浅くなる。
プレッシャーはどんどん大きくなるばかり。ここで私が患ってしまったら?と不安の大波が押し寄せてくる。
辞めるしかないのだ。

こどもが悪くなった時にすぐに休める会社というのはありがたかった。
介護職などはとてもやりがいのある仕事ではあったが時間が不規則だったり、自分が休まなくてはならない状況となるとほかの人に頭を下げなくてはならない。
また、その人の休みのカバーをすることも難しかったりするため、だんだんと居心地が悪くなって来るのだった。
夜勤や遅番、早番なども大変だった。また、介護現場ではコロナ禍もあり人員不足になると一時的に移動などの命令も下されるので大変だ。
本当にコロナ禍で医療・介護の現場で戦っている方々を尊敬する。
子どもの世話があまりかからない年頃にはなってきたが、そうなると夜勤などして当たり前の空気感があるために断りづらい。
自分も小さな子の子育てを経験してきた身。先輩たちに守られてきたのだから今度は恩返ししなくてはならない立場というのも理解できているのだが。。。
一度、日勤のみの仕事を経験したらもう戻りたくないのだった。

やっと自分の自由に仕事をすることができるようになってからははりきっていた。
いつも、いろんなイベントを企画するのが楽しかった。
しかし、はりきると私の性格上「出る杭は打たれる」の場面に直面するのである。
でしゃばりすぎる。周りが見られなくなってしまう。
私のペースについてこられない人が続出。
私が、この企画したい。と手を挙げると「またあいつ、いらんことする」と冷めた目でにらまれる。
私ももっと早めに気づけばよいものを。。いつも、後悔するのだった。

また、適当にやっときゃばれないとか嘘も方便というような裏でこそこそすることが私は許せないたちだ。
周りからするとバカ正直者と思われているであろう。
しかし、自分の中で誰が見ていようがいまいが、自分自身に嘘をついたり、人をうまく操作しようという頭がないのだ。
正義は勝つと思ってそのような行動をしているわけではない。
実際、バカ正直者が本当にバカをみた瞬間も味わっている。
それで傷ついても、周りから人がいなくなっても、私の揺るがない部分というのはそこにある。

向上心あげて頑張ろうとすることはいけないことなのか
バカ正直者でなにが悪い

悪くはない。
ただ、大人になった大抵の人たちは面倒なことに巻き込まれたくないのだ。
分かっている。自分も、面倒なのはごめんだ。
できることなら争いなく静かに仕事をしていたい。

もう、仕事に生きがいを求めるのはやめよう。
生きがいはプライベートで充分であり、仕事は仕事と割り切る。
それもありなのかな。と思うようにもなってきた。
平和に一日求められた仕事を淡々とこなし、休みを充実させるのも悪くない。
人にあらがおうとするからこんな風にやめなくちゃいけなくなるのだ。

人前で何かをプレゼンしたり、営業する際には自分がその物事、商品に対して自信をもってこれは良いもの!!!と思わないとできないこと
自分が本当に良いものと認めていない限り 相手にその熱量は伝わらないと思っている。
これは、私が仕事をする上でどの場面においても感じることである。
自分が楽しいと感じなければ、周りも楽しくないと思っている。

感情が踊らない仕事を淡々とこなす日々…慣れたころにはため息の連続であろう。
しかし、争いは嫌。平和で安定を求める自分もいる。
矛盾する自分にモヤモヤしている。

最も仕事で重要なのは人間関係である。
これに関しては、入ってみないとわからないのが現実。だから選ぶ際にはなんともいえない。
ましてや入ってから数か月は誰もが猫をかぶっているのだから判断がしずらい。
今日の友は明日の敵 というように突然裏切られる場面も少なくない。
私もその経験がありひどく落ち込んだ今である。
だから、必要以上に期待したり誰かに求めたりするのはやめよう。
職場の人間関係なんて必要以上に首をつっこまないのが一番である。
裏切られたと被害者ぶるのもどうなのか。自分がただ相手に期待しすぎていただけなのだ。と今なら納得できる。
同じ失敗はしたくないものだが、私はバカなので同じようなことで悩み続けるのだった。
若いころはなんでも経験でき、次へのステップも軽々飛び込んでいけるのだが、30も過ぎてくるとさすがにほいほいと職を変えるのもいかがなものか。
しっかり腰を据えて仕事をしたい。

さて、私のしたい仕事はなにか
次にする仕事はなんなのか
したい仕事にそもそもつけるのか
まだまだふわふわしている
答えなどみつからないまま 時の流れに身を任せるしかないのかも
とつぶやくのであった

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