久しぶりにNHKの大河ドラマを見た。どちらかというと敵役の明智光秀を取り上げた「麒麟がくる」だ。穏やかな世に現れるという麒麟。生きにくい、未来が見えない現代にこそ、ということらしい。ドラマでは鮮やかな水色の衣装に包まれて、麒麟の現れる世の中にすべく、光秀が立ち上がった。そういえば昔、そんなこと考えてたヤツもいたな~。 昨年の4月、たぶんここで定年を迎えるだろうから、今までに身につけた全てのことを伝えようと思って、勇んでこの地に乗り込んできた。ところがしばらくすると、どうも
塩梅と書いて「あんばい」と読む。近頃あまり耳にしなくなった言葉だが、方言ではない。辞書を引くと、①味かげん、②体や天気のぐあい、とある。ちなみに「かげん」は加減と書き、プラスとマイナスのことだ。塩と梅酢で料理の味を調えることから来ているらしい。 ほとんど料理はしないので偉そうなことは言えないが、何かを作る時に計量カップなどを用いたことはない。いつも目分量だった。これは面倒臭いからなだけで、計量カップに意味がないと言っているのではない。ただ、料理の本の通りに作れば、誰もが
おいしいものを食べたことがあると思うが、その時の味を覚えているだろうか。 もし覚えているとすれば、それは本当においしいものではない。 本当においしいものの味は表現できないので、覚えることができないからだ。 ちなみに、今まで3回あるが、そのうち一つは食べたものすら忘れてしまった。 たぶん人間は、自分にとってマイナスになることを記憶するようにできているからではないか。危険を避け、身を守るために。 同じように、我々は当たり前の行動をあまり覚えていない。 当たり前のこ
疫病が流行る前に、世の中はどうなるんだろうと思っていた。 そんな時勤務したある地域。 ここが、まさに「桃源郷」だったんですね。 日本のよい所が、ずいぶんと残っていた。(てことは悪い所も) 今風に言うと、「麒麟はいた」。 そこは山に囲まれ、豊かな川が流れている。 雪深く、駅前はしょぼい。 だから、まだ大資本は入って来ない。 狭い地域で、多少高くても地元のものを買って、食べている。 保険だって、地域で完結させれば何の問題もない。 そもそも死んで金が
(これは、昨年のお盆前に4部作として書いたものの第3弾です) こんな事態なのに、インターネット上には出会い系の広告ばっかし。 だから、濃厚接触はだめだって。(あ、広めてぇのか) 不貞が跡を絶ちません。 それは古今東西不変。 なぜかというと、「一夫一妻」が不自然だから。 あれ、またキリスト教。 日本で、完全に一夫一妻制が確立したのは、なんと高度成長期。 たぶん、企業戦士(現代の奴隷)育成のため。 男はなるべく撒き散らかしたい。 女は誰でもいい、自分の
(これは、昨年のお盆前に4部作として書いたものの第2弾です) ちと疲れてきましたな。 ところで、何でこれだけユダヤ=キリスト教が世界を席巻したのだろう。 (イスラム教を含めて、なぜ一神教が?) 理由は、「わかりやすい」からだろう。 そして、「お金」。 ローマ帝国を乗っ取ったのもこの二つ。 特に、「お金」が絡まなければ、あんなに短期間で広まることは不可能。(要考察) まあ、この一神教が諸悪の根源なんだが。 他を認めないから。 人間の脳ミソの陥りやすい罠。
(これは、昨年のお盆前に4部作として書いたものです。ですので、まだ、コロナを怖がっています) テレビを点ければ、閑散とした聖地で、直近に勝ち上がったわけではない高校生達が、遠方から集団でやって来て、下手くそな球遊びに興じている。 折りしも、高校生の見事なまでのクラスターが報じられている最中に。(地元の生徒は何人いるんだ?) 不自然にテンポのずれた映像の垂れ流し。 ラジオで十分だろうに。 動画サイトでは、稚拙で意味のない作為があふれている。 現実の方がおもしろ
「クレタ人は嘘つきだ」で有名なエピメニデスは、57年の眠りから覚めた後、アテナイを疫病から救ったという。もちろん、エピメニデスの足元には遠く及ばないが、還暦を迎える今年まで寝ていたような日々を送ってきた者が、疫病退散を願ってnoteを始めます。 よろしくお願いします。 よろしかったら、こちらもどうぞ。gooブログの「かはたれのジエン」です。noteの記事とgooブログの記事が重なる場合もあります。 https://blog.goo.ne.jp/kawatare51