握力が100kgを超えると経験すること。
今回は、握力が100kg以上になると周りの人から聞かれるようになる質問や勘違い、実際に握力が役立つ場面
についてご紹介します。
恐らく「ちょっと暇つぶしに自分とは別界隈の人間の経験談とか見てみようか」
といった方向けになるかと思われます。
握力トレーニーにとっては「あるあるネタ」という感じでしょうか。
今回は、
・よくされる質問
・実生活において握力が役立つ場面
に分けて書いてみようと思います。
よくされる質問
やはり、握力100kgという事を知った人からされる質問というのは、言ってみれば大抵が質問者にとって未知の領域であるので、似通ってくるんですね。
お金持ちの人に
「どうやったらそんなに稼げるの?」
みたいに質問する感じと似ているのでしょう。
最も多く質問されるものに関しては、男性か女性かによって少し分かれてきます。
男性
「腕とか握ったら骨折れる?握撃できる?」
女性
「りんごとか潰せるの?」
見て分かる通り、男性は人に対しての質問であり、女性の場合は物(分かりやすいりんご)に対してなんですね。
この骨を折れるかの質問は、試した事がないから答えようがないのか正直なところ。
70kgの人が手首にヒビを入れたとかいうのを見た事がありますが、なんとも言えない領域ではあります。
次も同じくらいよく聞かれます。男性から。
「オ○ニーのときどうすんの?」
調整できるに決まっておろうが!
あれか?シュークリーム食べようとしたらぐちゃぐちゃに握り潰してしまうと思ってるんか?
これはマジで多いです。
ただ、握力計で50kgくらいを思い浮かべてテキトーに握ると70kgくらい出たりはします。
実生活において調整ミスは発生しない。はず。
次は会話が少し進んだ段階でよく聞かれる事。
「どうやって鍛えるの?」
これはしっかり説明しようとすると非常に難しく時間がかかってそこまで求めてねぇよという顔をされかねないので
「ハンドグリッパーを握ってる。あのよく見るやつ。」
と答えるようにしています。
熱心な人はさらに詳しく聞いてくれるので、その時はその時で。
次は恐らく70kgとか80kgでは言われないかもしれません。
「これ(金属部品等)とか曲げられる?」
回答としては、可能な物もある。
握力を熱心に鍛えている人達になら分かるかと思いますが、しっかり出力できるのはベストポジションの場合なんです。
たまたま二本の棒が握りやすい幅で並んでいたりすれば可能な事が多いはず(あまりやった事はない)です。
他にも
「腕相撲めっちゃ強い?」
「ヤバくない範囲で手を握ってほしい」
「護身とかで使えるんじゃない?」
「どういう世界なのか想像つかない」
「なんで握力に特化したの?」
など、いずれもかなりの回数聞かれています。
実生活において握力が役立つ場面
握力が役立ったことについてですが、
ここは正直に言います。
地味です。
派手なやつを教えてと言われれば、
「包丁を使わずにアップルパイが作れる」
とかでしょうか。やったことないけど。
サクサクいきますよ。
まず最も頻度の高い場面。
「ゴミを小さくできる」
地味〜。でもこれが割と役立つんです。
ゴミが圧縮できるって事です。
「ペットボトルが片手で開けられる」
これも結構便利で、片手が塞がっているときに未開封でも人差し指と親指だけでキャップを回す事ができます。
「重い物が沢山持ち上げられる」
握力が強いという事は、指一本一本の力も強いということになります。
色々と物を持っているときは、指一本だけ空いていれば普通の人が指4本じゃないと引っ掛けて持ち上げられないものでも事足りるのです。
「ジャムのフタとかすぐ開けられる」
言わずもがな。
「筋トレ時に自由度が高まる」
ジム通いするような、ウエイトトレーニングをする人なら、文字通り桁違いの握力があると非常にやりやすいだろうというのは想像するでしょう。まさにそれです。
「手が工具になる」
メカニック視点での話になりますが、工具を持った手が非常に入りづらい隙間の奥の方にあるネジを回したい、みたいな状態が割と頻繁にあるんですが、そういうときは最初の緩めだけを工具で回して、その後はある程度固くてもそのまま指だけで回してしまうんです。かなりの時短。
「抑止力になる」
世界情勢には、核の抑止力というものが影響していますよね。
つまりそういう事です。
戦闘力的な質問をよくされる時点で、握られたらヤバイみたいなイメージが付くようです。
そしてラスト。実はこれが一番大きいかもしれません。
「初対面での話のネタとして超有能」
「握力100kg超えです」と言えば、かなり珍しい人種なので先述した質問責めをされるわけです。これ結構インパクトあるので、かなり多くの人に一発で覚えてもらえます。
ツイッター繋がりで初めてお会いした人でも、とりあえず握力というワードで覚えてもらえている場合が殆どです。
更にはツイッターで繋がっていない人知らない人からも
「あ、多分知ってます」
「あ〜!あの握力の人か!」
といったように、リツイート等でチラッと見た事がある程度でも覚えてもらえます。若干怖い。
さて、いかがだったでしょうか。
どの分野においても、一般よりも実力がついてきた頃から様々な質問をされるようになると思いますが、今回は握力というジャンルではどうなのかについて書いてみました。
そんな感じで、それではまた次の記事で。
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