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大学をやめた私が久々に文章について語る

頑張れない自分を愛せるようになったとき、私は愛すべきおばかさんになった。
今では、ある程度自分に甘くすることも才能だと思っている。私は大学をやめて肩書きを失ってから、肩書きのない自由さを知った。飛ぼうとしなかった世界で飛んでみて、初めて世界は広いと知った。私が突き詰めてきた世界は、それはそれでいいとして、狭く深い井戸のようなものだった。それに気がついただけでもドロップアウトした価値がある。悪気はないけれど私に期待する両親をいい意味で裏切れたし、何より私は自分自身を欺けた。

学歴だけに頼って生きてきた、学歴至上主義の世界で生きてきた。なのにその最強の切り札を失ったら新しい可能性を自分の中に見出さなくてはいけかなった。強制的に無価値の状態を作り出され、あなたの価値はなんなのか?あなたの売りはどこなのか?あなたの好きなものは?誇れるものは?と問われた。
私は文章が好き、写真が好き、音楽が好き。それを含めた表現の全てを愛している、そして私はいつでも表現者でありたいと思っている。
発言の一つ一つが意味を持って、良い言葉で人を導いてあげられるような、そんな良い心を持った表現者になりたい。
たまに私のnoteでハッとした当事者のみなさん、病気のリアルを知って傷ついたみなさん、ごめんなさい。それでも私は病気のうちは、病気だからこそかける文章で、もっといろんな人に病気のことを知ってもらいたいし、病気の人もそうでない人も平等に扱われる社会になってほしいと思っています。
私1人が伝えられる情報は少ないけれど、それを見て「よし、私も自分のことを書いてみよう!」と思ってくれる人が1人でも増えれば、その連鎖で何か変わるかもしれません。
私は文章の力を信じています。自分は信じられなくても文章だけは信じている。だから、これからも良い言葉を発する人間であるように、いろんな経験を積んでいきます。

24歳になる前に、決意を込めて。

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