見出し画像

【ひきこもり】作業所なんて行かずにさっさと就職したほうが早い件

初めまして。noteはずっと気になっていましたがやっと登録することができました。興味のあることについて書きたい時に書いていきたいと思います。

まず簡単な自己紹介ですが、私は都内在住の既婚者で現在は不動産仲介営業事務をやっています。休みの時間は旅行に行ったり資格の勉強をしたり読書をしたり自由に過ごしています。子どもがいないのでその分とても自由です。新卒で入った会社を数年でやめてキャリアを形成できず引きこもり生活を8年続けました。布団の中で8年、日数に換算すると2,920日。失われた時間は取り戻せませんが、今こうして楽しく生きています。少し油断すると何日も引きこもりますので、その時は気が済むまでとことん引きこもりエネルギー補給をします。引きこもりといっても一応「専業主婦」という大義名分はあるのですが、世間的にはただの「無職」であることには変わりません。キャリアの形成もできず世間一般の常識も知らず引きこもり期間が長引くほど焦りで夜も眠れなくなり、遂には昼夜逆転、食事は1日1食、という不健康極まりない生活が続くと「死ぬしかない」という思考まで追い詰められます。追い詰めるのは自分自身なのですが、これが結構キツイ。引きこもりからどうやって脱出したか、説明したいと思います。

どこでもいいから助けを求める

人間は何かに所属したがります。私もその一人です。引きこもり期間は何もない自分と起きている間ずっと対峙しなければなりません。何年も一人で自問自答しているとさすがにおかしくなってきます。とにかく「やばい」と思えるうちはまだまし。だんだん「諦め」てきます。強烈な「やばさ」を感じたらどこでもいいから支援機関に助けを求めまくるのが第一歩です。例えば、「保健所」「民生委員」「市役所」「知人」「生活支援センター」「精神保健福祉センター」「ハローワーク」などありとあらゆる支援機関をネットで調べまくり、電話番号をメモるのです。公的機関は具体的な相談がないと対応してくれませんが、それでも「自分は困っている」ことを強烈にアピールするのです。誰かが助けてくれるのを待っていても、その「誰か」はエスパーでもなんでもないので一生来ません。ですので、くだらない見栄やプライドを捨てて「困っていること」を訴えるのです。第三者に話していくうちに、自分がやりたいことや何とかしたいことが見えてきます。「そっか、こんなことを考えていたのだな」と俯瞰で見れるようになります。じゃあどうすればよいか?ここで第2ステップです

体力をつける

当たり前ですが、何年も家に引きこもっていれば筋肉がなくなって若くても基礎体力が失っていることに気づくのは結構ショックなことです。しかし若ければこの体力はあっという間に回復します。私は朝は1時間散歩していました。1日1万歩を目安にまるで作業のように散歩していました。段々普段の生活が送れるようになれば、散歩を日課にしなくても(無意識的に)歩くので、ちょっとやそっとじゃ疲れなくなってきます。体力の回復は大きな自信に繋がります。そして第3ステップです。

就職活動をする

ここでいきなり就活をすることをお勧めします。最初はうまくいかなくても、実際の面接で気づくことが多いからです。面接の練習や履歴書の書き方なんてネットで探せばいくらでもあるし、添削なんてしてもらわなくても自分のことは自分がよく知っています。よく福祉サービスで「パソコンの操作の練習や面接の練習」などをウリにしているのを見かけますが、初めて仕事をする人以外は時間の無駄です。そんなことに時間を費やしているのであれば、さっさと就活し、ダメなら別に会社にエントリーしたほうがよいです。要するに「早く行動する」ことが大事です。私もかつては「作業所」のようなところに通っていましたが、2週間もいたら気が狂いそうでした。登録と同時に卒業しました。履歴書のテンプレートはネットに転がっているし、PCで作成すれば1時間もかからないと思います。あとはプリントアウトかメールで送るだけ。とにかく早めに行動しないと、作業所で工賃100円でこき使われる人生になりますし、そのことに「生きがい」などを見出してしまいます。私は就活しようと心に決めてその日に履歴書を送り、その日に面接し、3日後に採用となりました。勢いは大事です。コンビニでもいいし、工場の軽作業でもいい。1日のみの短期バイトなどはとっかかりとしてとてもよいと思います。

働きながら今後のことを考える

久しぶりの仕事は強烈なカルチャーショックを受けます。しかしいちいち落ち込んではいられません。まず仕事を覚えることに専念するのです。帰宅してから自分なりのマニュアルを作成して自分に言い訳をしないよう追い込みます。せっかくスタートが切れたのに、過去のことをウダウダ考えている暇はありません。未来がどうなるかもわからないので、起こってもいないことをあれこれ心配する必要もありません。他人からどう見られているかなんて気にするだけ時間の無駄です。

作業所・デイケアは就労の遠回り

賛否両論があると思いますが、就労経験が一度でもある方はよっぽどのことがない限り作業所やデイケアは不要です。作業所も現在は様々な形がありますが、何の役にも立たないことを最低賃金以下でやらされる意味がわかりません。例えば三角くじをひたすら二つに折ってホッチキスで止める、駅前で自主製品の販売をする、農作物の収穫など。シニアボランティア志願者にやってもらったほうがよいです。まだ将来がある若者がこんな低賃金で何年もこき使われる意味などない。「あれ?おかしくない?」と思ったらさっさと辞める。親に相談なんてしなくてよいです。私が通っていた作業所は工賃なしの暇つぶしの場所でした。暇なのでパソコンの資格の勉強をしたりしていましたが、すぐに限界が来て登録と同時に辞めました。

働き続ける意味とは

意味などわかりませんが、「健康な人との関わり」が重要です。働くことは楽しいです。働かなくても生きていける人もいるかもしれませんが、私はふんだんにお金があっても働くでしょう。今はリモートワークも可能な時代ですし、人と関わらなくてもよい仕事もたくさんあります。いい刺激をたくさん受けると次第に「健康な自分」を取り戻すことができます。ぜひ初めの一歩を少し勇気を出して踏み出してみてほしいです。引きこもり歴なんてその分長生きしたらチャラです。次回は引きこもり支援についてもう少し掘り下げて書いてみようと思います。ここまで読んでくださってありがとうございました。


ありがとうございます!あなたに精一杯の感謝を!いただいたサポートはモチベーションアップに。これからの社会貢献活動のために大切に使わせていただきます。これからもどうぞよろしくお願いします。