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好きなことがある人は、愛をもって輝いている話

今日は何の日?

4月16日。今日は、サンリオを代表するキャラクター、ポムポムプリンの誕生日。
プリンくん、お誕生日おめでとうございます!

ハローニューワールド

そんな彼の放つメッセージから、紹介したい言葉がある。

「キャラが濃くなきゃつまんない!」

(by KAWAII KABUKI~ハローキティ一座の桃太郎 from サンリオピューロランド)

ふと思う。
”キャラの濃さ”とはなんだろう?

そもそと、自分自身はキャラ濃いのだろうか?

自分はふつうのヒトだと思っていても、傍から見たら変人だと思われる。
逆に自分から変人と言っている人に限って、案外ふつうだったりする。

それを、ひも解いてもようと思います。

この文章は濃いものに魅力を感じるヒトへの讃美歌です

どうか最後まで読んでくれると嬉しいです。

濃いものが好きな人なら、きっと届くはず

”キャラ”ってなんだろう?

辞書には以下の記載がある。
キャラクター:「(人の)性格。性質。ひとがら。持ち味。また、特に芝居、映画、小説、漫画などの登場人物、役柄をいう。」(精選版 日本国語大辞典より引用)

ヒトの数だけキャラはあるはず

そもそも、”キャラの濃さ”とは主観的なものだ。
絶対的な基準があるわけではない。
生まれながらにして決められたものではない。
歳を重ねるにつれ浮き出てくるキャラもあるだろう。

主観的だが違いがある

キャラの濃いヒトと、そうでないヒトはいる。
どちらが優れているかとか、そういう議論ではない。

ただ一方で、キャラが薄いヒトが最近増えていると、よく耳にする。

僕も自分よりも年下のヒトと話すときに
感じることも少なくない。


キャラの濃さVS集団意識、感じる違和感

キャラが濃くないと、つまらないのか?

結論、それは関わる人の性格によるだろうと僕は感じている。
人類全員が刺激を求めて生きてはいない。
何事もなく過ごすことを、一番の幸福と思うヒトも多いだろう。

昨今の集団意識がSNSを基準としているヒトは
”いいね”がもらえる行動を無意識に選択してしまう。
そのためキャラが濃いよりも、
クオリティーの高さの方が重要視されがちな印象を受ける。
本当にキャラが濃いヒトは、SNSを自ら断っていることも少なくない。

僕たちのSNS、タイムラインを見返して欲しい。
インスタグラムでは個性溢れる投稿ではなく
クオリティーが高い写真が並んでいる。
YouTubeのshortsではスマートかつ魅力的な刺激があふれている。

でもそこに、おもしろさはあるだろうか。
刺激があふれる平凡と、集団での人気が支配する世界で

自分の感じる”おもしろさ”とのギャップ

を感じていないか。

みんなの"人気"に納得できないときがある

もしかすると、キャラの濃さに飢えているヒトがいるかもしれない。
少なくとも、僕もその一部だ。
濃いヒトと集まってさらに深い世界にいきたい。


"キャラが濃い"ヒトの魅力

僕はキャラが濃いヒトが大好きだ。
ジャンルや趣味嗜好は関係ない。
自分の軸で好きなものに、長い愛情を注いでいるヒトに魅力を感じる。

それはつまり、

話していて”おもしろい”

からだ。

性格が尖っていて、不親切なヒトもいる。
けどそんなものは歳を重ねて大人になれば自然と丸くなるだろう。
コミュニケーションの技術とキャラの濃さは関係がない次元と感じている。
そのリスクを背負ってまでも
キャラが濃いヒトの方が話していておもしろい。


”濃さ”の源泉とおもしろさ


キャラが濃いヒトは、なぜ濃くなり
かつ、なぜ話していておもしろいのか。

僕は

”めんどうくさい"くらいの愛情

が要因だと感じている。

迷路のような、深い愛情が注がれている

好きなものに注いだ愛情の分、そのヒトの魅力は増す。
だからキャラが濃いヒトは愛にあふれている。
しかも、それはLikeではなくLoveに近い感情。
それも長い時間、思いやり続けた愛情なのだろう。

愛情の対象は何でもいい。
音楽、映画、アニメ、ペットなどイメージしやすいものもあれば
ビジネス、恋人、読書といった行為もあるだろう。

どんなものでも愛情を深く注いでいるヒトは
愛にあふれている。
キラキラ輝いてみえる。

好きなものへの気持ちはオシャレである必要はない。
どろくさくて、めんどうくさいくらいの方が美しい。

スマートであることは機械にだってできる。
でも考えて欲しい。
太陽を反射させることは機械にだってできる。
僕たちが、それぞれの色の光で輝くほうが
カラフルでおもしろいのではなかろうか?

花は色があるからおもしろいと感じます

愛に愛されるヒト

大げさかもしれないが、キャラが濃いヒトは
いのちが輝いている。

誰にも汚すことのできない本当の個性

を感じる。


キャラが濃いものには空気感がある


だから僕は、
クラブシーンを愛しているヒト
90年代の音楽をずっと流しつづけるヒト
テクノミュージックを好きで、それを広めようとするヒト
ダンスに人生のあらゆる時間をかけているヒト
サンリオのキャラが好きで、全力で楽しむヒト
ディズニーが好きで新卒でオリエンタルランドに入社するヒト
ジャニーズが好きで自分の美学を貫いた上で魅了されるヒト
ビジネスの成功に全身全霊をかけているヒト

みんなが大好きだ。

どんなヒトよりも、そのヒトの色で輝いてみえる


バイナルシンコペーション  photo by casa☆c


そのヒトに、愛を注いだものを語らせたらめんどうなくらいで丁度よい。
その方が世界はおもしろい。

“つまらない”から抜け出すことができる世界。

何よりも生きている実感がする。

生きている光は機械よりも輝いてる

プリンくん、セリフの続き

冒頭に紹介した「KAWAII KABUKI~ハローキティ一座の桃太郎」
プリンくんのセリフには続きがある。

ポムポムプリン「キャラが濃くなきゃつまんない!」
シナモロール「そのせいで、喧嘩するときもあるけれど」
バッドばつ丸「喧嘩するほど仲がいいんだ!」
(一部抜粋)

好きなものだからこそ、ぶつかることは当然だ。
だからこそ、お互いを認めあうハーモニー(調和)が必要なのだろう。

ヒトに同感を求めてはいけない。
それは個々の感情を殺すこと。愛をつぶすことになる。
軽率な感情の言い換えも危険だ。

ただ、”共感”すること、”思いやる”ことはできる。

僕は、自分の濃さを大事に生きていきたい。
その方が人生おもしろい。

さいごに伝えたい言葉

最後に伝えたい言葉

シナモロール「なんだか楽しくなってきたね!ワクワクしちゃうよ!」

(by Rainbow Drops ~雨と仲間のものがたり~ from サンリオピューロランド)

ハローキティ「いつでも個性を大切にね」

(by Rainbow Drops ~雨と仲間のものがたり~ from サンリオピューロランド)



自分のキャラを愛すること。
めんどくさいくらい好きなものに愛情を注ぐこと。
自分の愛にしっかりと向き合うこと。

輝くヒトを誰も邪魔することのない、
愛にあふれる優しい世界になりますように。


人のキャラの濃さを守るのは、"おもいやり"かもしれない


#バイナルシンコペーション  #ピューロアンバサダー #クラブカルチャー #アンダーグラウンド #ストリートダンス #ブラックカルチャー #個性

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