冷めていく子供達

またまた緊急事態宣言が延長された。
不要不急の外出は控えなければいけない。

息子の学校も、遠足などのイベントがことごとく中止なっている。
年代によっても入学式や卒業式みたいな大きい区切りのイベントが中止になり、悔しい思いをした人達もたくさんいるだろう。

そんな色んなイベントが中止になる事が続き、息子も中止になることになれてしまったのか特に悔しがる素振りもなく受け入れている。
「遠足が中止になるよ。」って話しても
「そうなると思ったよ」って当然の様に返してくる。

出来なくなるが当たり前になり、楽しみを見出せない息子が可哀想でしかたない。

中止になる状況になれてしまうほど、たくさんのことを子供に我慢させてるこの世の中が私はとてもつらいと感じてしまう。

感染を防ぐためだから仕方ない。
それはわかる。
今の自分が我慢するのはいくらでもできる。
だけど子供は状況が違う。

今しか経験できないことがあるのにそれを経験できずに大人になっていく。
将来、きっと思い出話になったであろうことも何もできずに過ぎてしまう。

学校でのイベントは子供にとって大きな意味を持つ。
運動会でも、遠足でもその時に友達とみんなでやる事が大人になった時の大事な思い出や励みになるはず。

過ぎた時間は戻らない。

早く安全に出歩ける状況に戻して、当たり前に出来ていたことを子供に経験させてあげたいと切に願う。

我慢しているのは大人だけではない。
日本の未来を担う子供達のためにも今一度、気持ちを引き締めて生活していきたい。