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仕事を頑張ることやめる勇気

自分で言うのもあれだが、私は仕事に対して責任感は人一倍あると思っている。

納期が遅れればお客が困るだろうし、遅れたことに対しての信用度も落としたくはない。

だから、無理をしてでも何とかする。
そう言う積み重ねが人との信頼関係をいい方向に築いていくと私は思っている。

なのだが、最近はそう思わなくなってきた。

無理をしてなんとかしても、それは当たり前。
悲しいかな、会社自体には何の評価もされないと悟ってしまった。

家族との時間を割き、自分のやりたい事を我慢してここまでやってきたが、もしここで人生が終わってしまったら、仕事ばっかりだった人生は後悔だらけ。
家族ともっと一緒にいたいし、趣味もある。

ここで仕事をやめるって選択肢もあるが、そこまでの決断はできないのが世の中のサラリーマン。
情けないが、精一杯のあがきで自分の人生における優先順位を変えることにした。


・仕事ではなく、家族や自分を優先する。

・残業はせず、家族と晩御飯をたべる。

・子供との時間をもっと増やす。

・やりたかった趣味をもっと沢山やる。

まず、自分が抱えきれない仕事を手放し、部下に少しずつ振り分け、無理して間に合わせることをやめた。
もちろん間に合わなかった物は先方に連絡を入れ対応してもらった。
案外、融通が効きたのがショックだった。

そして定時に帰るを実践する。
まだ明るい空が珍しく、清々しい。
この感覚は久しぶりだった。

会社に対しての後ろめたさは会社を出てしまえば消える。
自分がずっと抱えていたモヤモヤも晴れていく。

会社がどう思うかはわからないがこれでいい。
これなら普段抱えているストレスも少しは減るだろうし、体を壊すよりはいい。
もっと早く頑張ることをやめればよかった。

帰ったらゆっくり子供と風呂に入って、ごはんを食べる。
これがやりたかったこと。

長らく頑張ることが当たり前だったから、最初の一歩はなかなか勇気が必要だった。

明日もやる事が沢山あるが、今は考えない。
うまく時間を管理してこれからの生活を充実させていきたいと思う。



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